スタッフ全員ネパール人の本格とんこつラーメン店「ビヌちゃん」オープン！ 東京・新中野

好きなラーメンランキングで、上位に入るもののひとつに「とんこつラーメン」がある。豚骨スープにストレートの細麵が特徴だ。言うまでもなく、九州・博多発祥であり、都内にも数多くのお店が存在する。

そんなとんこつラーメンを提供する、一風変わったお店が最近オープンした。そのお店「ビヌちゃん」は、スタッフが全員ネパール人。ネパール人の主人が都内の店舗で修行して、2015年3月中旬に東京・新中野に店を構えたのである。実際に食べてみたところ、これがかなりウマい！　正統派のとんこつラーメンの味を完全に我が物としているのだ。

・新中野駅から約5分

お店は、地下鉄丸の内線新中野駅の4番出口を出て、青梅街道を中野坂上の方角に向かって、約5分歩いたところにある。黄色い看板に「とんこつラーメン ビヌちゃん」と黒字で書かれている。よく考えると、ちょっと変わった店舗名だなと思うかもしれない。しかし黄色い看板がその違和感を払拭しているようだ。

・奥さんの名前ビヌちゃん

実はこの店舗名は、ご主人の奥さんの名前なのだとか。私（佐藤）が訪れた日は生憎ご主人はいなかったが、奥さんビヌちゃんが元気よくお店を切り盛りしていた。訪れた時刻は14時半頃。昼には少し遅い時間だったにも関わらず、店内は満席になっていた。

・しっかり修行

現在はオープン記念で、通常600円のラーメンが100円引き。しかも替え玉1玉無料である。壁には麺の茹で時間と固さを示す貼り紙がある。「こなおとし・・・3秒、はりがね・・・10秒」など。これを見ただけでご主人がしっかりと修行されたことがわかる。

・本場に負けない味！

実際に食べてみたところ、その想像を裏切らない味だった。スープはコクと旨味がしっかりとしており、高菜をトッピングしてもその味に負けることがない。以前博多で食べたラーメンとビヌちゃんのラーメンは変わるところがなく、正直驚いた。

・商売の先輩ビカスさんのように

そういえば、今から5年前の2010年、東京・中板橋にカレーレストラン「だいすき日本」をオープンしたビカスさんは、開業直後客足が伸びずに悩んでいた。ネットユーザーの支えによって、現在までお店を存続している。同じようにビヌちゃんも、長らくお店が続くことを願うばかりだ。

・今回紹介した店舗の情報

店名　とんこつラーメン ビヌちゃん
住所　東京都中野区中央3丁目22−3
営業時間　11：00～24：00（スープがなくなり次第終了）

Report：佐藤英典
Photo：Rocketnews24.