ロケットニュース24

【北陸最強スポット】超ド級の珍スポ!! 石川県小松市の『ハニベ巌窟院』は仏も地獄も入り混じったカオス空間だった

2015年3月11日

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北陸新幹線開通で盛り上がる石川県には、「北陸最強」と名高い超ド級の珍スポットが存在するらしい。それが小松市の『ハニベ巌窟院』である。

何でも、『ハニベ巌窟院』は親子二代で作り上げたという壮大なスケール!! しかもしかも……なんと「究極の地獄」を体験できるらしい。名前を聞いただけで、愉快な香りがぷんぷんしてくるぞ。さっそく突撃してみた!

・ナビが入り口を示さない

北陸最強の珍スポがあるのは、金沢市の南にある小松市だ。小松空港や同市最大の観光地「松井秀喜ベースボールミュージアム」からだとクルマで30分という位置にある。

ロケットニュース24のバトルシップこと980円の「三菱ミニカ」で向かったところ、なぜかナビに裏口に誘われてしまった!! そこに立っていた看板によると、どうもカーナビは正門を表示しないようだ。すでに怪しい雰囲気を感じつつ、グルっと回って表に向かう。すると……!

・突如あらわれる強烈なパラレル感

超デカい大仏がキターッッ!! のどかな田園風景から突然、巨大な大仏が現れたのだ。しかも肩から上の像! 大仏のまん前の広場が駐車スペースっぽかったので入ると、どこからともなく女性が出てきた。うむ……我々の姿を確認して出てきてくれたのだろう。


・北陸最強の珍スポ『ハニベ巌窟院』

拝観料は大人800円。20名以上で団体料金になって700円、100人以上だと600円になる。……100人入れるほど広いんだ!

さっそく入場すると、まず目に入るのは超デカい15mの「ハニベ大仏」だろう。完成すると全高33mになるらしい。そしてその下には水子供養のお堂がある。「珍スポ」として有名であるが、水子供養を行っている寺院でもあるのだ。

・仏教界のスターが集結

供養堂を通りすぎ、いよいよ「珍スポゾーン」が始まる。メインの「究極の地獄」は洞窟の中にあるのだが、その手前にある小洞窟からすでにカオス。

仏教チックだということは薄々感じていたものの……何ということでしょう! 日蓮(日蓮宗)、親鸞(浄土真宗)、蓮如(浄土真宗)、空海(天台宗)らの像が一堂に会していたのだ!! ……宗派ちゃうやん! このように日本仏教界のスターを一度に見られるのは、なんだか非常にありがたい気がする。

また、願皿というアトラクションも完備。願い事を書いた素焼きの皿を「聖函(せいかん)」なる箱に投げ入れると願いが叶うというシステムだ。2枚で100円である。地味に楽しいのでやってみよう。

・お釈迦様、インド、地獄絵図……何でもありの世界観

そして、いよいよメインの巌窟院だ! 全長150mというこの洞窟には、ブッダの誕生や阿修羅像、招き猫など荘厳でありがたーいものが展示されている。

と同時に展示されているのが全くテイストが異なる作品群。なにやらエロティックなインド彫刻、そして……「究極の地獄めぐり」だ!! そこには人間を食らう鬼や、さらし首になっている人などなど、生きているうちに罪を犯した人間の像が展示されている。

個人的に恐ろしかったのは「子供を殺した人が落ちる地獄」。子供を生んでは食べ、食べてはまた生むというデススパイラル。これはマジで怖えええええ!!

阿弥陀堂の日本仏教スターズといい、とにかく何でもありの世界観! 訪れた人が「カオス」と言うのもわかる気がする。

・親子二代で手がけた洞窟院

そもそもこの『ハニベ巌窟院』は、彫刻家で初代院主の都賀田勇馬氏と二代目の伯馬氏によって手がけられた洞窟院。なるほど、親子二代で作ったものなのか! こういう不思議スポットは一代限りで消えゆくものが多いなか、継承されただけでなく、さらに進化しているとは感動を覚えざるをえない。

ハニベ巌窟院のカオス感は初代と二代目の作風や方向性の違いによるものではないか、という声もあるが、このカオス感こそが最大の魅力だ。テーマも作風も宗派もごちゃまぜのこのスポットにいると、なんだか小さいことはどうでも良くなってしまうのである。

・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称 ハニベ巌窟院
住所 石川県小松市立明寺町イ1番地
時間 4月~9月:9 :00~17:00、10月~3月:9:00~16:00
拝観料 大人800円(子供500円)

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

▼のどか~な田園風景に

▼突如現れた大仏!! これが「ハニベ巌窟院」だ!


▼大仏は肩から上だけの未完成。それでも15mあるという

▼ハニベ巌窟院は珍スポとして有名だが、水子供養もしている


▼お堂を通り過ぎると、ジワジワくるゾーンが始まるのだ


▼こちらは洞窟手前の阿弥陀堂。皿に願い事を書いて投げる「願皿」が体験できる

▼こちらが、皿を投げ入れるべき「聖函(せいかん)」。なんだかディズニーランドの「カリブの海賊」みたいと思ったのは私だけだろうか


▼皿は2枚で100円。願い事はクーピーで書く! こちらはGO羽鳥記者の願い事

▼沢井の願い事、似たりよったりやわ

▼いよいよメインの洞窟院へ!

▼カッコイイ!!

▼阿修羅像、神々しいなぁ

▼そして、いきなり始まる珍スポ的雰囲気……!

▼インド彫刻コーナーには、こういうのがいっぱいありました

▼ついに、「地獄」に到着!!

▼シーマン!!!!! こんなところにいたの

▼地獄と言えば、鬼

▼「てへっ(はぁと)」みたいな顔をしてるけど、よく見たら人間の目玉とか耳とか食べてる……

▼食べ物を粗末にすると、地獄でこうなるらしい

▼人をたぶらかしたらこう

▼兄さん、アンタは何を乱用したんや


▼現世で子殺しをやると、子供を生んでは食べ、また食べるという地獄発生。怖い!!

▼きっとドラクエの洞窟もこんな感じなのだろう

▼巨大蜘蛛「悪だくみ」があらわれた!

▼地獄ゾーンのあとは、仏像が迎えてくれるよ

▼胸像も作ってくれるらしい


▼お土産もありまっせ

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