世界の機内食をご紹介する『世界の機内食』シリーズ。今回は、UAEのドバイ国際空港からオランダのスキポール空港まで飛行しているエミレーツ航空(EK)のエコノミークラスの機内食を、画像とともにご紹介したい。
私(記者)がドバイ国際空港を出発したのは、日が昇り始めた早朝。オランダのスキポール空港に到着したのは、ちょうど現地のお昼頃であった。そのフライトで出された機内食は2回。最初は軽食、2回目はランチだ。
・1回目の機内食
まずは、最初の朝食。メニューは、クロワッサンをはじめとしたパンに、ビーフパストラミ、ゴーダチーズ、チキン、ポテトマリネなどのサラダ、フルーツ。シンプルながら、ザ・欧米風の朝食といったラインナップである。なによりゴーダチーズが、いかにもオランダ行きの便っぽい。
実際に食べてみると、サラダなどはよ〜く冷えている。これなら、「朝早くから機内食なんて食べたくない」という人でも、サクっといけそうだ。そして前回、エミレーツ航空の機内食を取り上げた時と同様に、クロワッサンとフルーツが特にウマい!
・ランチのチキンが最高!
2回目の機内食となるランチは、チキンかラムかを選べるようになっていた。記者は、チキンを選択。それ以外は、サラダとラズベリーチョコレートケーキ。メインのチキンには、ポテト、グリーンピース、赤ピーマンなどの付け合わせの野菜がたっぷり。見た目に色鮮やかな一皿だ。
その味は……チキンにかけられたマスタードソースが、いい仕事してる! チキンそのものは、肉汁があふれるプリプリ系ではなく、さっぱり系。そのチキンが、優しい酸味のマスタードソースとよく合う。
フライトで疲れている時や眠い時には、このさっぱり感がいい。それでいて、チキンは肉厚で、食べ応え十分である。
またサラダやラズベリーチョコレートケーキも、お代わりしたくなる味だった。単純にお腹が減っていただけかもしれないが……。なお1回目、2回目ともに、コーヒーをはじめとしたドリンクが付くぞ。
というワケで、エミレーツ航空のドバイ国際空港からオランダのスキポール空港までの機内食は、機内食として十分に満足できるレベル。早朝出発ということで、記者は搭乗した時から強力な睡魔に襲われていたのだが、眠りこけてなくて よかった〜。
区間 ドバイ国際空港(UAE)→スキポール空港(オランダ)
会社 エミレーツ航空(EK)
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼いかにもシンプルな “欧米風の朝食” だ
▼この一皿に、ビーフパストラミ、ゴーダチーズ、チキン、ポテトマリネ、トマト、キュウリなどが入っている
▼こちらがランチとなる2回目の機内食
▼メインのチキンにはマスタードソースがかかっている。色鮮やかな一皿
▼さっぱり系のチキン
▼オリーブやエビなどが入ったサラダ
▼デザートはラズベリーチョコレートケーキ