ブランド米『あきたこまち』の生産地域として知られ、『きりたんぽ』や『だまこもち』など、多くの米料理で知られる県といえば「秋田県」だ。
そんな秋田県のなかで山間地にあり、特に豊富な山の幸がある「上小阿仁村」。そこにある道の駅で食べられる『馬肉丼』が絶品だと聞いたので、行ってみることにした。
・道の駅 かみこあに
秋田空港から約1時間半程度の場所にある「道の駅 かみこあに」は、村で採れた野菜や果物などがリーズナブルに販売されており、秋田土産を買う場所としても良い場所。
館内には複数の飲食店があるのだが、お目当ての馬肉丼が食べられるのは飲食コーナーにある「よりみち」というお店。馬肉丼のほかにもさまざまなメニューがあるのだが、どれも非常にリーズナブル!
・超リーズナブルなのにデカ盛り
ほかの料理を食べたい気持ちをグッと抑え、今回は最初の目的のとおり『馬肉丼』(660円)を注文。番号札を渡されて数分待っていると、めちゃくちゃウマそうな馬肉丼がキターーーーー!!
値段も安いし量も少ないのかと思っていたら、ゴロッとした馬肉のカタマリがたっぷり入って味玉もトッピングされた馬肉丼だ! さらにシンプルなサラダと桃缶、漬物と味噌汁がセットになっており、ボリューム満点。
気になるお味はというと、馬肉を生姜と醤油でじっくりホロホロになるまで煮込むことにより、臭みはゼロ。付け合せの紅しょうがを付ければあっさりと、マヨネーズをつければ濃厚な味を楽しむことができ、デカ盛りながらも最後まで美味しくいただけた。
・これを食べれば医者いらず
馬肉は九州地方の福岡・博多では「医者いらず」とも言われており、ビタミン類も豊富。丼というと栄養が偏りがちなイメージだが、こちらはサラダも付いているので、バランスもとれていると感じた。
この値段でここまで絶品の馬肉料理を食べられるのは、馬肉の産地は数あれど上小阿仁村だけかも!? なかなか行く用事が無い地域だが、秋田県を観光する際にはぜひ訪れてみてほしい。
また、物産館の横で売られている『みそたんぽ』というきりたんぽに甘い味噌を塗った料理は、オヤツとしてもなかなかGOOD。お値段も100円とリーズナブルなので、馬肉丼を食べてもまだ食べられるという腹ぺこクンは買ってみると良いぞ。
参考リンク:道の駅 かみこあに
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]