みんな知ってるあたりまえ知識。でも100人いたら1人くらいは知らない人がいるかもしれません。今回おさらいするのは『ネコの日特別編』として、「ネコの乳首の数は、個体によって違うことがある」という知識です。
モフモフのネコのお腹に顔埋めると、ありますね! そう、乳首が!! でもネコさんは、それぞれ乳首の数が違うことがあるというのは、みなさんご存知の通り。本日2月22日『ネコの日』をお祝いして、ネコの乳首の数に関しておさらいしてみましょう。
・ネコの乳首
とても小さく、うっすらピンク色のネコの乳首。ネコは「ほ乳類」なので、オス・メスかかわらず、乳首は必ずついています。
その数は個体によって違うと言われていますが、通常は「8個」。もしくは「6個〜12個」が相場で、中には「奇数」だったりすることもあるようです。しかし、なぜ数にバラツキがあるかは、解明されていないのだとか……。
・ネコはお腹を触られるのが大嫌い!
ということで当編集部は、身近なネコにお腹を見せてもらい、乳首の数を数えてみました。計5匹のネコを調べてみて分かったのが……「毛がモフモフ過ぎて超分かりづらい!」ということ。
その上、ネコはお腹を触られるのが大嫌いなことが多いので、「ちょっと、乳首を見せてよ〜」と軽い気持ちでネコを仰向けにすると、「ふぁっくゆ〜」とギラリと爪を光らせたネコパンチをお見舞いされてしまうのです……。
・ロケットニュース24調べでは……
それでも、どうにかこうにか乳首の数を数えてみたところ、4匹:8個。1匹:6個という結果が。しかし最後の1匹は、長毛種の上、お腹を触られるのが大の苦手だったので、もしかしたら2個乳首を見落としていたのかもしれません。
・乳首が2つだけ!?
ところで、ある海外サイトで「ウチの飼い猫の乳首は、2つしかありません」との発言を見つけてしまいました。「2つとはビックリ!」と思って続きを読むと、スコット・ニモン獣医師が「乳首が2つだけのネコなんて、見たことがありません。他の乳首を見落としただけなのでは」と返答していました。
妊娠などでなければ、ネコの乳首はとっても小さいままなので、やはり見落とすケースが多いようですね。
・全部お乳がでるわけではない
他にも「マスナガ動物病院」さんの解説を読んでみると、乳首の数が違っても異常という訳でも、病的なことが起こる訳でもないということが分かります。
また、通常それぞれの乳腺に1つの乳首が付いているそうですが、乳首に乳腺が伴っていないこともあるのだとか。乳腺がないなら、乳首から「母乳」は出ないようですね。
ということで、あなたの飼いネコさんの乳首はいくつなのでしょうか? ネコさんが嫌がらない程度に、調べてみると楽しいかもしれません。
参照元:Just Answer.com(英語)マスナガ動物病院
執筆:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24
▼乳首は何個かな〜?