リーズナブルな価格で普通に美味しいステーキやハンバーグを提供し、サラダバーもあることで大人気のレストランチェーンといえば「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」である。

そんな多くのファンに愛される国民的ファミレスのステーキけんで、衝撃的な事件が起きたようだ。なんとサラダバーにあるグレープフルーツに、カビが生えていたというのである。

・Twitterにカビ画像を投稿

それは、とあるステーキけんの客と思われる人物が、店のレシートと共にカビの生えたグレープフルーツの画像を Twitter に投稿したことから発覚した。

画像を見てみると……カビが生えている部分が皮ではなく、果肉に近い部分に生えていたため “仕入れ前に生えた” のではなく、切った後に生えた可能性が高いことから「サラダバーの状態が悪い」という可能性もある。

・なぜ炎上しないのか

もしこれがほかのレストランチェーンだったらアッという間に大炎上していると思われるが、投稿から1日が経過した現在、ほとんどインターネット上では話題にすらなっていない。一体どうして? なぜなのか!?

ステーキけんの社長であり外食業界のカリスマとも呼ばれている「井戸社長」の動向を毎日のようにチェックしている井戸ファンの男性によると、これは偶然ではなく井戸社長の対応力により、炎上が未然に防がれたのだという。

「井戸社長は2015年1月28日に、ニュースサイト『まぐまぐニュース!』で、料理に異物が混入していたときに客が嫌な思いをしない対応方法について語っています。

読めばわかりますが、それは非常に素晴らしい対応方法で、飲食業界に勤めているだけではなく、客として外食の研究を日々していなければ絶対にできない方法だと思いました。

ステーキけんでは以前もサラダバーに青虫が入っていたり、当時の専務が焼いた肉をダイレクトに調理台に置いたりとたびたび物議をかもしていましたが、それでもいまだに外食産業のトップを走り続けているのは、井戸社長のたぐいまれなる対応力だからこそなせる技なんですよ」(井戸ファン談)

──と、井戸ファンの男性は記者(私)に語ってくれた。最近は某世界的ハンバーガーチェーンの異物混入問題においても、同ハンバーガーチェーン社長の対応に難があるとネットで物議を醸したが、井戸社長の対応力は見事と言えるだろう。大手レストランチェーンも見習ったほうがいいのかもしれない。

参照元:Twitterまぐまぐニュース!
執筆:なかの