よく、最近の若者はビールが苦手と言われて久しい。だが苦手な人でもグイグイ飲めちゃうかもしれない斬新な飲み方があるというので紹介したい! その名も「生クリームビール」。
ほうぅ、クリーミーな泡の生ビールなのですか? いやいや、それは違う。なんとビールの上に生クリームをのせるというのだ! あのケーキに使う「生クリーム」をである。本当にウマいのか試してみた。
・韓国の「生クリームビール」
噂の生クリームビールが飲めるのは韓国。数年前から、ソウルの若者の街・弘大(ホンデ)エリアで見かけるようになったそうで、いまジワジワと来ているらしいのだ。韓国の若者によると「甘くてオイシイ。飲み過ぎ注意☆」であるらしい。
冗談だろ……と思って検索してみたら、あったーーーーーー!! 確かにビールの上にモリモリに生クリームが盛られている。ビジュアルがすでにヤバイ……。
だが、流行に敏感な若者の街で何年も存在しつづけているのだ。本当にマズかったら、すぐに消えているはず。もしかしたらメチャクチャ美味しいのかもしれない。
・グラスに注いだビールに豪快にクリームをのせる
ということで、実際に作って飲んでみることにしたぞ! 用意するのは、缶ビールとホイップクリームのみ。韓国のビール「CASS」と日本の「エビス」でチャレンジだ!!
・言わば「大人のクリームソーダ」
まずは韓国ビールVerをゴクリ。勇気を出して飲んでみると……おおおお、これは悪くない。そもそもクリームソーダが教えてくれているように、炭酸とクリームの相性はバッチリ。また苦味と言えば、コーヒーに生クリームをのせる「ウインナー・コーヒー」があるではないか!
シュワシュワした口あたり、韓国独特の超スッキリした軽い苦味のあと、濃厚なクリームが口のなかにやって来る。ビールのキリっとした飲み口がクリームのコクをより一層際立たせてくれる。「激ウマ!」とまではいかないが、これはこれでアリ。そう、言わば「大人向けのクリームソーダ」だ!
・エビスとの相性も悪くない
よく韓国のビールは「極限まで薄い」「炭酸水みたい」と言われる。味がまったく違うので、生クリームと日本のビールだと合わないのでは、と予想していたが意外と悪くない。むしろもっと苦味が強いものでもいいくらいだ。
・韓国語では「センクリム・メッチュ」
ちなみに、上級者になるとチョコスプレーやフルーツをトッピングして飲むこともあるのだとか。完全にスイーツじゃないかー!! 日本では、なかなかお目にかからないが、お家でも手軽に試せる「生クリームビール」。ちなみに韓国語だと「センクリム・メッチュ」である。覚えておこう!
参考リンク:Beer 2 Day(韓国語)
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24
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▼韓国のビールは、日本のものより薄めだと言われる
▼今回は韓国のビール「CASS」でチャレンジ
▼グラスにビールをそそぎ
▼クリームをかけるだけ!
▼不安しか感じられないのだが……
▼飲んでみた!
▼……ウム、悪くありませんぞ
▼韓国ビールとは、全然味が違う日本のビールでも試してみました
▼こちらもイイ感じ、ビール大好きっ子の佐藤記者は「もっと苦味の強いビールでもいい」とのこと
▼なお、デコると可愛らしいのだ!