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【衝撃格闘動画】プロレスラー「武藤敬司&グレート・ムタ」の必殺技ベスト30

2015年1月16日

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どの業界にも天才(ジーニアス)と呼ばれる人間が存在する。そもそも天才とは、「天から与えられたような人の努力では至らないレベルの才能」のことをいう。超一流プロレスラーには単純な運動神経だけでなく、観客を引き込み魅了する表現力や創造力が必要不可欠である。

そういった意味で “プロレスラー” として『武藤敬司』は、紛れもなく天才だと断言できる。いかに天才かは後に語るとして、そんな武藤敬司(グレート・ムタ)の必殺技を、30個もランク付けした動画が YouTube にアップされているのでご紹介したい。動画のタイトルは『Top 30 Moves of The Great Muta (Keiji Mutoh)』だ!!

・米在住のプロレスマニアが制作

以前の記事でも解説したが、まずは動画の作者を紹介しておこう。毎度おなじみ YouTubeユーザー「BDWJ1986」こと、米ニュージャージー州プレインフィールド在住のロドニー・A・カミンズ(Rodney A Cummins)氏だ。

ロドニー氏は、これまでにも数々の「プロレス勝手にランキング動画」を公開。そのひとつが今回の “武藤敬司&グレート・ムタ ベスト30” だ! 2015年に入りロドニー氏は、新年のあいさつ動画を公開したのだが、なぜか音声のみという仕様……。一体なんのつもりだ、ロドニー・A・カミンズ!!

・ムーンサルトプレスがまさかの4位

それはさておき、気になるランキングであるが、ロドニー氏らしい多彩なラインナップになっている。高い運動神経と豊かな創造性が両立するフラッシングエルボーが22位、武藤が尊敬するリック・フレアーの必殺技でもある足4の字固めが10位、武藤の代名詞ムーンサルトプレスが4位となっている。

果たして1位は何なのか? 気になる結果は自分の目で確かめて欲しい。プロレスラーで天才というとき、必ず名前が挙がるのが、初代タイガーマスク(佐山聡)と武藤である。純粋に運動神経ならば佐山に軍配が上がるだろうが、プロレスはそんなに単純ではない。

・2人の天才

全盛期の初代タイガーマスクには、確かに華やかさも創造力もあった。もちろん佐山も紛れもなく天才である。だが一瞬のアドリブやアイディア、指先だけで観客をコントロールしてしまう表現力は武藤が勝っている。

決定的に違うのは “プロレス愛” で、天才が「天から与えられたような能力」であるならば、プロレスの神様はプロレス愛に勝る武藤にその能力を授けたに違いない。

・武藤の化身・「グレート・ムタ」

動画に登場する「グレート・ムタ」について念のため説明しておくと、ムタとは “武藤の化身” である。基本的には爽やかな武藤とは違い、残忍かつ凄惨な試合を得意とするムタは90年代アメリカマットで絶大な人気を誇り、現在でもレジェンドとしてリスペクトされている。

武藤はキャリア30年を超える大ベテランなので、様々なマットで様々な相手と対戦している。風貌やコスチュームの変化はもちろん、その辺りもチェックしながら見てほしい。

参照元:YouTube、Twitter @BDWJ1986
執筆:P.K.サンジュン

▼「Top 30 Moves of The Great Muta (Keiji Mutoh)」だ!
https://www.youtube.com/watch?v=82cbjrrPGf4

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