山崎製パンから発売された「メロンパンの皮 〜焼いちゃいました〜」を求めて、大阪まで足を運んだ私(記者)。せっかく大阪に行ったのに、その日にデイリーヤマザキから全国発売が発表されるという悲しい事態となった。
仕方がなく大阪観光しているときに、ある看板に目がとまった。「レスカあります」、これが大阪市浪速区の通天閣界隈に集中的に貼り出されていたのである。何じゃコリャ? なぜここまでレスカを推しているのか、不思議でたまらない気持ちになったのだ。レスカ?
・新世界100周年
通天閣を中心とする新世界という繁華街は、2012年7月に100周年を迎えたそうだ。それから2年を経過しているのだが、至る所で100周年の文字を見ることができる。
・新世界喫茶部
実は100年を迎えるにあたって、新世界の喫茶店数店が活性化を目的に「新世界喫茶部」というものを発足したそうだ。その時に100周年メニューが続々と登場したのだとか。レスカの貼り紙はその時に、喫茶部に参加しているお店が貼り出したもののようである。
・レスカと冷コー
レスカとは、そこそこ歳のいった人ならお分かり頂けると思う。若い人にはあまり聞き慣れない言葉かもしれないのだが、これは「レモンスカッシュ」の略称である。同じように「冷コーあります」と貼り出されているのだが、こちらは「アイスコーヒー」のことを指す。
・10代20代はわかるのか?
それにしても、至る所に「レスカあります」と掲げられているのだが、若い人に言葉の意味が伝わっているのだろうか。40歳の私でもあまり使わなかった言葉なのだが、10代20代には何のことだと思われているのだろうか? 気になるところである。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼レスカあります
▼冷コーもあります
▼クリソもあります
▼おまけ:定休日もあります(下に小さく「小保方風に」と書いてある)
▼この駐車場、かなり厳しい。なお、何をお断りしているのかは不明