コンビニのカレー戦争が終焉を迎えるときが来たようだ。2014年10月14日、ファミリーマートは無印良品とタッグを組んで、カレー2種の販売を開始した。無印のカレーはおいしいと評判で、この商品の発売前からネットユーザーの間で期待の声が高まっていた。
実際に購入して食べてみたところ、これはウマい! 無印の味をコンビニで手軽に購入できるのも有難い。これはマジで、カレー戦争の終わりを告げているようである!
・無印のカフェが監修
発売が開始されたのは、「辛口グリーンカレーライス」と「バターチキンカレーライス」だ。この商品は、無印良品を運営する株式会社良品計画が展開するカフェ「Cafe & Meal MUJI」が監修を行ったそうだ。
・匂いで勝負アリ!
商品はまず匂いから、従来のコンビニカレーとまったく違う。スパイスの香りが大変豊かで、匂いだけで食欲をかき立てられる。匂いだけでこれまでのカレーとまったく違うことがすぐにわかる。この時点で勝負アリといっても良いかもしれない。
・本場の味に匹敵
食べてみると、まず辛口グリーンカレーライスは一口食べると柔らかい甘さを感じる。しばらくすると、辛みがじわりと広がって、食べているうちに汗が拭き出すようだ。本場のタイカレーに匹敵する味といっても過言ではない。少なくとも、これまでのコンビニカレーのクオリティは軽々と越えてしまっている。
・甘さがクセになる
そしてバターチキンカレーライスは、芳醇なバターの香りと滑らかな舌触りに心癒されるようだ。ほんのりとした甘さがまたクセになる。いずれの商品も、ライスに十六雑穀を配合しており、健康志向も加味されている。
・しかも安いッ!
何より驚きなのはその価格、辛口グリーンカレーライスは498円。バターチキンカレーライスである。このクオリティなら、ちょっとおしゃれなカフェで1000円を取られても不思議ではないレベル。それがコンビニでほぼワンコインで買えるのは大変にうれしいことである。
当編集部のGO羽鳥とYoshioに食べさせてみたところ大絶賛であった。これは近年まれに見るヒット商品になるのではないだろうか。昼時はコンビニで争奪戦が起きても不思議ではない。本当においしいカレーである!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼2014年10月14日に発売された、「辛口グリーンカレーライス」(左)と「バターチキンカレーライス」
▼こちらが辛口グリーンカレーライス
▼そしてこれがバターチキンカレーライス