ロケットニュース24

【突撃体験】戦慄エンターテインメントツアー! 1泊2日の「ゾンビキャンプ」に参加してきたぞーッ!!

2014年10月7日

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理由はよくわからないが、ゾンビが好きな人は多い。過去にゾンビ関連の映画やドラマ、ゲームは数えきれないほど世に送り出されてきた。書店では「ゾンビの作法」なんて意味不明・理解不可能な書籍を見かける。

この夏、そんなゾンビ好きの話題をさらったのが、その名も『ゾンビキャンプ』である! 2014年は4回開催されチケットは全て即日完売と大人気らしいのだ……。私(筆者)はチキンなので行きたくないけど、気付いてしまった以上行くしかない! というわけで1泊2日のゾンビキャンプに参加してきたぞーッ!!

・「オバケン」プロデュースのイベント

ゾンビキャンプを手掛けるのは以前ご紹介した、東京は方南町でメチャメチャ怖いお化け屋敷を展開する「オバケン」だ。単なるお化け屋敷ではなく、ゲーム性やストーリー性を兼ね備えた、“新感覚ホラーイベント” のプロフェッショナル集団である。

・8割は超楽しいキャンプ

ゾンビキャンプの概要をざっくり説明すると、まず会場は『危険エリア』と『セーフティエリア』に分かれている。セーフティエリアにゾンビが侵入してくることは基本的には無く、チームごとにBBQなどをしながら、1泊2日の間、ひたすら楽しいキャンプを過ごすのだ。だがしかし……。

・2割がゾンビ

警報が鳴るとヤバい。それぞれのチームで危険エリアに侵入し、ミッションをこなさなければならないのだ……! また、セーフティエリアにゾンビが侵入してくることも稀にある……!“楽しいキャンプ8割・ゾンビ2割” の戦慄エンターテイメントツアー、それがゾンビキャンプであるッ!!

・バスで4時間かけて会場へ

第4回となる今回は約350名の申込みがあり、抽選で選ばれた約100名がバスで会場へ向かう。和気あいあいとした車中であったが、ゾンビ映画が流れると空気が一変。ちょっと、もう怖いんですけど……。休憩を挟みながら、約4時間でキャンプ場に到着した……!

・普段は本当に平和

注意事項の説明を受け、チーム分けが行われ、寝床となるテントを立てる。チームでBBQ用の木を拾い集めているときなどは本当に平和。若い参会者が多く、恋の一つや二つ生まれそうな気配である。ビールを飲みながら、「自然最高!」などと思っていると、1回目の警報が鳴り響いた……!

・ミッション発生

第1ミッションはチーム全員で危険エリアに侵入し、食材を調達してくること。本当は「ご飯いりません!」と言いたいところであったが、私以外全て女性のチームになってしまったので男のプライドでそうも言えず……。おそるおそる危険エリアに侵入した……!

・鬼ごっこ的な要素が強い

詳しくは画像を確認してほしいが、ゾンビのクオリティはヤバい。ただ、暗闇で突然ドーンとくる驚かせ方というよりは、鬼ごっこ的な要素が強いのでチキンでも腰が抜けることはなかった。こうしたミッションが、深夜まで4回ほど行われるのだ。なお、暗闇でのミッションは怖さが倍増したことは記述しておく……。

・満足感の高いイベント

残念ながら、2日目は大雨で中止となってしまったが、かなり満足感の高いイベントであった。食事も飲食店スタッフが常駐し、石釜ピザを焼いてくれるなどやっつけ感はゼロである。何よりゾンビを含めたスタッフたちから、「楽しんでもらおう!」という並々ならぬ情熱を感じたのであった。

・2015年は全国ツアーを開催予定

2015年は全国ツアーを予定しているという「ゾンビキャンプ」。機会があればぜひ行くべきだ。というか私ももう一度参加したい。ちなみに、オバケンでは超人気ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」とコラボしたイベントを10月10日~12日までの3日間のみ開催予定だ。興味がある人は、こちらも併せてチェックしてほしいッ!

参考リンク:オバケン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼新宿駅に集合し、バスで会場へ向かう。今回は約100名、バス2台だった。

▼4時間後、会場の「へんな村」に到着……帰りたい……。

▼セーフティエリアへの移動中、こんなものが……。やっぱり帰りたい!

▼セーフティエリアに到着したらテントを立てる。平和。本当に平和……とか思っていたら、サイレンが鳴った!

▼ミッションの説明を受ける。マジ行きたくねぇ。

▼が、女の子だらけのチームだったので、男気を見せて後ろから着いていく……。

▼すると、出たぞゾンビ!

▼1匹2匹じゃない!

▼ちょっと近いよッ!!

▼逃げ惑うメンバーたち!

▼女の子を盾にして写真を撮る!

▼ゾンビに触られると、手形だらけに……

▼そのあとはひたすら楽しいキャンプ。夜も更け、ビールもすすみ上機嫌な参加者一同!

▼が、またここで警報が……

▼夜は一段と怖い!

▼しかも近いよ、オイ!

▼完全にチームとはぐれた! 俺ピンチッ!! ゾンビ大量発生やん!

▼ダッシュでトイレに逃げ込む!

▼だが見つかった……

▼終------了-----。

▼ゾンビがセーフティエリアに入ってきたでござる、の巻。食われてる!

▼ひらりとゾンビをかわす参加者!

▼逃げ場はテント内しかないが、同行した嫁にテントを閉められた! ゾンビウヨウヨ!

▼金網越しでもこえええええええええええええ!

▼でも8割はメッチャ楽しいキャンプ! 石釜で焼いてくれたピザは最高!

▼100円で淹れてくれた紅茶はカルチャーショックを受けるウマさだった。飲食も充実してるからマジでオススメだ!

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