9月23日は季節の変わり目、秋分の日だ。同時に、「酒風呂の日」とされている。四季の節目である春分、夏至、秋分、冬至に酒風呂に入り健康増進をはかろうと、長野県信濃町で蔵元を営む『株式会社高橋助作酒造店』が制定した。
「酒風呂」という言葉も存在も知ってはいるが、実際に試したことがある人がどれだけいるだろうか? かくいう私もその一人。そこで今回は、家庭で簡単にできる酒風呂を試してみたら、体はポカポカ、肌はツルツル! ビックリするほど効果絶大だったので紹介するぞー!
・5合の日本酒を用意
まずはお酒を用意しよう。準備するものは、5合(900ml)の日本酒のみ。スーパーや酒屋にある一番安い日本酒でいい。ピッタリ5合のものが売っているので、それを使えば量らなくていいので便利だ。私(筆者)は安売りの酒屋で、616円で購入した。
・お湯に日本酒を入れるだけ
湯船をきれいに洗ったら、いつもの分量のお湯を張ろう。熱さもお好みでOKだ。そこへ5合の日本酒を全て投入し、よく混ぜる! 以上である! つまり、入浴剤感覚で日本酒5合混ぜればいいだけ。意外と手軽に酒風呂はできてしまうのだ。
・においも味もほとんどしない
気になるにおいであるが、ほんのりするかしないか程度である。お湯の分量や体質にもよると思うが、においだけで酔ってしまうことはないだろう。さらに試しに飲んでみたが、におい同様、「うーん、お酒の味するかも?」程度であった。
・いつものお湯と変わらない……?
体を流したら、いざ入浴! お湯自体は、若干まろやかな感じもするが、普通のお湯と変わらない気が……。体が温まったら一度湯船から出て、体を洗う。洗う。洗う……。おぉぉお!? いつもより体が冷えないぞ! これが酒風呂効果なのか? もう1度入浴すると……。
・体が熱い
なんだかいい気分になり、肌もツルツルになってる気がしてきた……。鼻歌でも歌いたくなるような気持ち良さだぁぁぁああ~。よくよく体が温まったらお風呂から出る。熱い……! 体が熱い……! これは間違いなく酒風呂効果でしょ!! 体を拭いても、肌はツルツルをキープしているぞ!
・お風呂を出てからの方が効果を感じる
酒風呂を体験してみて感じたのは「体がポカポカになる」「肌がツルツルになる」という二点だ。お風呂に入っているときよりも、出てからの方が効果を感じた。簡単にできるから、興味がある人は『ちょっとリッチな入浴剤感覚』で試してみてほしい。
ちなみに、翌日の浴室はメチャメチャ酒くさかったことを追記する。使い終わったら、お湯は抜こう!
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼用意したのは、酒屋で買った一番安い日本酒。ピッタリ5合(900ml)だ
▼お好みの量、熱さでお湯を張る。そこへ日本酒を全部投入!
▼においは、ほんのりする程度
▼味もほとんどしない
▼普通……? かと思っていたが……!
▼後半は気持ちよくなってきた! 体ポカポカ、肌はツルツルだ!