
夏フェス……。「ロック好きの音楽マニアたちが、炎天下の中で暴れまくってるんでしょ? よくやるよねー」夏フェスに参加したことがない人はそう思っている人も多いことだろう。しかしそれは断じて違う。
2014年8月2日、3日と茨城県は国営ひたち海浜公園で行われた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」(以下RIJF)。夏フェス未体験者こそ、数あるフェスの中から、まずはこのRIJFに行くべきだと、2010年に初参戦以来、毎年フル参加している私(筆者)は断言する。
・2010年まで夏フェスに行ったことがなかった
RIJFとは、茨城県ひたちなか市で毎年8月に催される日本最大の野外ロック・フェスティバルである。大小6つのステージに、2014年は計4日間で200組以上のアーティストが出演する、まさに音楽の祭典なのだ。
実は私も2010年まで夏フェスを経験したことがなかった。主な理由としては「知っているアーティストが少ない」「ファンたちの敷居が高い」「炎天下の中、わざわざ行く理由がわからない」などだ。しかし、参加初日に全ては間違いだったと後悔した。「俺は今までこんなに楽しいものを逃しながら生きていたのか」と……!
・行けば気に入るアーティストができる
まず、「知っているアーティストが少ない」であるが、たしかにCDが売れなくなった時代と言われている。だが、音楽はなくなっていない。RIJFでは「ロック」の冠が付くものの、参加アーティストは、フリージャンルと言ってもいい選出だ。2014年も『きゃりーぱみゅぱみゅ』、元AKB48の『前田敦子』、弊社佐藤イチオシの『仮面女子』などが出演する。
仮に、誰も知らなくてもライブを見れば必ず感じるものがある。私は『マキシマムザホルモン』も『サカナクション』も『アジアンカンフージェネレーション』も知らなかったが、今ではワンマンライブに行くほどである。パフォーマンスはもちろん、ファンたちの熱気に感化されるのだ。CDだけでは伝わらないパワーが、確実にそこにある。
・そこにあるのは自由だけ
「音楽マニアたちの敷居が高い」についてだが、一言で言えば、誰も他人を気にしていない。フェスの基本精神は『自由』である。激しく体をぶつけ合うのも自由、微動だにせずに見るのも自由、寝転がりながら見るのも自由である。
むしろ見ないのも自由である。開演からから終了までライブを見続けている方が少数派であろう。参加者の大半は、ライブを見たいときに見て、食べたいときに食べて、寝たいときに寝ている。主催者によって定められている禁止行為と、一般的なマナー(周りの迷惑にならないようなすごし方)さえ守れば、そこにあるのは自由だけなのだ。
・国営ひたち海浜公園の環境自体が素晴らしい
最後に環境についてである。確かに夏フェスは過酷である。野外フェスならばなおさらだ。しかし、夏フェスの醍醐味は野外にある。果てしない空の下にこそ自由はあり、限りない解放感を感じられるのだ。
他の夏フェスに比べて、RIJFが素晴らしいのはまさにここにある。それも「元々の環境」と「主催者が努力して実現している環境」の二点だ。まず、元々の環境である国営ひたち海浜公園であるが、木々が多く、その気になればいつでも日陰に逃げ込める。これは超重要である。
いくら水分補給をしても、炎天下では確実に体力が奪われる。いつでも休める木陰は、大袈裟ではなくオアシスなのだ。実際、動員人数に対して、極端に日陰の少ない夏フェスも存在する。その点、夏フェス未体験者にも優しい環境を国営ひたち海浜公園は備えていると言える。
・トイレや手洗い場など、主催者側の努力も素晴らしい
そして主催者サイドが実現している環境として大きなものが、仮設トイレの多さが挙げられる。地味に思うかもしれないが、これも超重要なポイントである。どんなにテンションが上がっていても、生理現象はやってくる。その際、ストレスなくトイレがあることがどれだけ有難いことか。
仮設トイレ自体のレベルも高い。水洗トイレには及ばないものの、一瞬だと思えば不快と感じる人は少ないはずだ。また、手洗い場の水の勢いも強い。これも地味であるが重要である。
・地味な努力の積み重ねが突出している
普段の生活でトイレや手洗い場を不自由に感じる人はいないはずだ。しかしそれが自然の中、ましてや数万人規模が集まる場所ではそう簡単に実現できない。実際に不自由を感じるフェスも多い。こういった一見地味な積み重ねが、他フェスに比べてRIJFは突出しているのだ。
唯一苦言を呈するとすれば、今年は15回目の節目ということで、週をまたいで計4日間開催ということだ。通常は3日間連続開催である。出演アーティストが多いのはわかる。しかし、週またぎは特に遠方からの来場者にとって、交通費、宿泊費を含めた金銭的負担が大きい。来年以降も4日間開催にするならば、連続4日間にすべきである。
・RIJFとは……
2日のライブで『マキシマムザホルモン』のナヲさんはこう言った。「一年の標準をここに合わせて来てるんでしょ?」まさにその通りなのだ! 一年で一番楽しい日なのだ……! RIJFを一言で表すならば、6つのステージがある超贅沢なピクニックなのである!!
チケット代も交通費も、泊まりであれば宿泊費もかかる。グッズ代だって食費だってバカにならない。しかしそれを補って余りある、価値がそこにはある!! 未体験者には一度でいいからフェスに行ってほしい! そして一発目はRIJFを強くオススメする!!
参考リンク:ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼夕暮れのステージ。屋内会場には無い臨場感。
▼終演後は花火も上がる。
▼木陰が多い。
▼日陰でみんな寝てる。
▼トイレの多さが素晴らしい。
▼手洗い場も多い。
▼水の勢いも強い。
▼ぜひ一度行ってほしい!
P.K.サンジュン










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