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2014年6月14日、居酒屋店員が Twitter で「無銭飲食されました」と投稿し物議をかもした。一方、お金を払わずに店舗から逃走した集団の一部も、店から立ち去ったことを Twitter に投稿。しだいに騒ぎは大きくなり、結局この集団は店舗に謝罪し、代金を支払ったようだ。

店から立ち去った集団のうちの1人は、武蔵野大学の学生であることが判明。これを受けて大学側は公式サイトで、当該学生の処分について、次のように伝えている。

・武蔵野大学学生支援課の発表

「先般、都内の飲食店で行われた中学時代の友人による同窓会において、無銭飲食をした旨の記事を、本学学生がインターネット上のサイトへ投稿したという事案が発生いたしました。(中略)当該学生に対しては、武蔵野大学学則第59条第3項に基づき、正式の処分が決定するまでの間、平成26年6月17日付で自宅謹慎といたしました」(武蔵野大学ニュースリリースより引用)

・第59条「懲戒」

武蔵野大学が定める学則第59条は次の内容である。

「第59条 本学の学則に背き又は本学の秩序を乱し、学生としての本分に反した行為のあるときは、学長は教授会の議を経てこれを懲戒する。懲戒は、譴責(けんせき)、停学及び退学とする」(武蔵野大学学則より引用)

・大学は謝罪

ちなみに第59条第3項には、「処分が決まるまでは自宅謹慎を命じる」という内容が示されている。これにより当該学生は当面自宅謹慎をすることになるようである。なお同大学は、この発表で謝罪をしている。

無銭飲食は犯罪である。10数名も仲間がいたのに、誰一人として逃走をやめようとしなかったことに驚きだ。また誰か一人でも、「こんなことはやめよう」と言えば、このような事態にならずに済んだはずである。

参照元: 武蔵野大学
執筆: 佐藤英典