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今回は、「意中の相手が弱っている時のアプローチは有効である」というテーマでお話したいと思います。ここで言う「弱っている時」とは、肉体的に弱っている時のことではありません。『彼氏が風邪! カノジョとしてとるべき行動とは? 』という記事にも書きましたが、肉体的に弱っている男性には近寄るべからずというのが筆者の見解です。そうではなく、「精神的に弱っている時」に的を絞って考えましょう。よろしくお付き合いくださいませ。

・弱っている相手を狙う作戦

筆者は「超」が付くほどの昼ドラマニア! 昼ドラにハマりすぎて彼氏にドン引きされ、結果フラれるという悲劇を起こした過去もありましたが、それでも昼ドラ鑑賞がやめられません。それはさておき、先日の昼ドラでこんなシーンがありました。

とある男が、ヒロインに対して愛の告白をします。ヒロインは、その男がアウトオブ眼中(眼中にない)だったため華麗にスルーし、周囲にも「あの男はない!」と断言。しかし後日、住む家を追われ行くあてもなく思いつめた状況で再告白されると、いとも簡単にオッケーしてしまうのです。

これは、フィクションの世界だけでなく、現実にも起こりうる現象です。むろん、昼ドラのように「家を追われ行くあてもない」なんて状況は滅多にないでしょうが、それに近い状況……、要するに精神的に弱ってしまうような状況はざらにありえます。

・SNSを活用すべし

肝心なのは、意中の相手が弱っている時をいち早く察知する能力です。職場恋愛だとわかりやすいでしょうね。毎日顔を合わせていれば、相手のコンディションは一目瞭然。力を注いでいた企画が通らず肩を落としている時など、まさに狙い目です。

難しいのは、日常的に顔を合わせない相手に恋している場合。ほとんどの人はこちらに該当するでしょう。そういう時は、インターネットを駆使しましょう。FacebookやTwitterなど、意中の相手のSNSをちょいちょい覗いていれば、微妙な変化に気付けるはず。一般的には、「意中の相手のSNSばかり見るのは精神衛生上よろしくない」と言われていますが、そうは言われても気になるものですよね。気になるものを見ないのは、ますます気になる状態を作ってしまいます。ジャンジャン見ましょう。

意中の相手が利用しているSNSの種類にもよりますが、リア充アピールのニュアンスが強いSNSだと、精神的に弱っている状況でも、それを見せようとせず、あえて「梨汁ブシャー!」などと明るく振る舞うこともあります。「梨汁ブシャー = 元気そうだわ」と単純な解釈をせず、もう一歩踏み込んだ見極めが重要です。

・まとめ

「精神的に弱っている状態につけこむなんて気が引けちゃう」と思う人もいるでしょう。しかし、イケイケゴーゴーな状態にいくらアプローチをかけても、相手が一向に振り向かない場合は、何らかの作戦が必要なのです。結果オーライという考え方もアリですよ。

恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト: マミヤ狂四郎 Twitter