サッカーを観戦していてドキドキする時間といえば、ロスタイムがある。前半、後半と二度あるが、点差が拮抗している場合なら尚更。残り時間と戦うシーンは手に汗握る時間帯となる。
それだけに終了のホイッスルが吹かれる瞬間が重要なのだが、ある試合でのタイミングが史上最悪だと話題になっている。その様子は動画「Da nije smesno bilo bi tuzno, FK Sopot-FK BASK 2:1」で確認可能だ!
史上最悪のタイミングと話題になっているホイッスルは、セルビアで行なわれたSKソポト vs FKバスクの試合で吹かれた。それはアウェーのバスクが1点を先制し、迎えた前半ロスタイムのことである。
前線からのプレスでバスクがボールを奪い、決定的なチャンスを迎える。しかし次の瞬間、なんと主審は終了のホイッスル。その数秒後にはゴールが決まってしまうという最悪のタイミングで前半を終わらせたのだ。
ホイッスルが吹かれていなければ貴重な追加点を奪っていただけにバスクの選手たちは抗議するが認められず。どのスポーツでもホームチームに有利になる判定は多少なりともあるものだが、ここまで露骨なものはそう見ない。
ちなみに試合は、後半に入るとソポトが2点を奪い、逆転勝利をするという結果になってしまった。ゴールの近くでボールが動いているにもかかわらず、プレーを止められて敗北したバスクの選手たちはさぞフラストレーションが溜まったことだろう。