毎月豪華なゲストを迎えてライブを行っている、アイドルユニット「仮面女子」。2月にデヴィ夫人が応援団長に就任したのをきっかけに、3月はビッグダディ(林下清志さん)、そして4月は「ノムさん」の愛称で親しまれる野村克也さんが登場したのである。
・なぜか場末のキャバクラのように
ノムさんといえば、日本の球界に多大なる貢献をした偉人である。それがまさかの地下アイドルライブに参戦。もしかして、何か失礼があってボヤキが出るのかと思いきや、この日はスーパー上機嫌で、あらゆるリクエストに応えていたのである。仕舞には仮面女子が調子に乗って、無茶ぶりをした挙句に、場末のキャバクラのような雰囲気を醸していたのだ。何でもかんでも頼みすぎだろッ!!
・マスクつながり
今回ノムさんがライブに参加したのは、彼女たちが「仮面」をテーマにしたアイドルだからである。ノムさんは捕手としてキャッチャーマスクを着用していた。彼女たちはジェイソンマスクを着けている。そこでライブにお招きしたのだとか。若干こじつけのような……。
トークでは、野球人として苦労してきたノムさんからさまざまな金言が飛び出した。「努力すること」、「努力は裏切らない」、「コツコツやること」など、彼女たちにエールを送ったのである。
・まさかのカラオケリクエスト
そんなノムさんの対して、何を思ったのかいきなりカラオケを持ち出し、2009年にノムさんがリリースしたシングル『女房よ…』をリクエスト。何という空気を読まない演出! ところがノムさん上機嫌で快諾。さらにメンバーの一人、森カノンさんが「ほっぺにチューしてください」というと、「怒られちゃう」と言いながらも喜んでチューッを炸裂。さらにさらに、メンバーのなかで「推しメン」(推したいメンバー)は誰かと尋ねると、ノムさん聞き間違えて、「ご指名?」と聞き返す一幕も。
・天下のノムさんに無茶な要求
結局ノムさんは、メンバーの佐倉梨杏さんが気に入ったそうだ。その佐倉さんに、「愛人になってくれよ」と過激なジョークを飛ばしていたのである。どうしたノムさん、場末のキャバクラのような雰囲気に飲み込まれたのか? 仮面女子の無茶な要求はこれだけでは済まない、顔のサインをねだったり、足にサインをねだったり。天下のノムさんになんてことを頼むんだよ。最後はなんとジェイソンマスクの着用まで頼んでしまった。
・キャバクラのような発言
さすがのノムさんもそこまでは……と思いきやこれも快諾! ノムさん、今日は太っ腹! やはり多数のアイドルを前にすると、気分も上がってしまうものなのか……。極めつけは、「全財産あげてもいいよ」と発言。ノムさん、完全にキャバクラムードですやん。でもまあ楽しそうでしたので、何よりです。78歳、いまだバリバリ元気なノムさんに一安心……。
取材協力: アリスプロジェクト
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
▼イベント前半は仮面女子のアツいライブパフォーマンス
▼来場者の「ノ~ム~さん!」コールを受けて野村克也さん登場
▼苦労人であるノムさんから、地下アイドルの彼女たちにさまざまな有難いお言葉が……
▼温かいムードが漂うなか、いきなりカラオケ登場。ノムさん、まさかの熱唱!
▼さらになぜか「ほっぺにチューしてください!」とリクエスト。ノムさんまんざらでもない感じで快諾してしまう
▼「推しメンは誰ですか?」と尋ねると、「ご指名?」と聞き間違えてしまう。そういう店ではないのです……
▼ノムさんは推しメンとして、佐倉梨杏さんを選んだ。そういう店はないのに、なぜかそういう雰囲気になってきた……
▼ここで一旦、記念撮影
▼メンバーの顔つきが、完全に場末のキャバクラ風になっとる。コラ! 天下のノムさんであるぞッ!
▼さらに囲み取材では、顔のサインをリクエスト
▼足にサインをリクエスト
▼挙句のはてにはジェイソンマスク。ノムさん太っ腹です
▼仏のようなノムさんでした