2010年3月1日、韓国からネット掲示板「2ちゃんねる」に対してサイバー攻撃が行われた。この攻撃が再び行われるかもしれない。韓国の2つの掲示板サイトで攻撃に対する呼びかけが行われており、首謀者と見られる人物はかなり過激な言葉を使って、参加者を募っているようである。3月1日に本当にサイバー攻撃が行われることになるのだろうか?
・2つのサイトで攻撃を呼びかけ
韓国紙ヘラルド経済によると、攻撃への呼びかけが行われているのは、2つのサイトであるという。この2つのサイトのユーザーは2010年にそれぞれサイバー攻撃を仕掛けている。それ以来、2つのサイトが共謀する形で、攻撃が仕掛けられることはなかった。
・4年の空白
2014年2月22日、一方のサイトで「2010年の光栄をもう一度」と題された書き込みがなされ、今回は前回よりさらに多くの韓国ネットユーザーが参加すると、伝えているという。また首謀者と見られる人物は、2月8日にブログで「4年の空白期間の間に、日本猿は再び挑発を日常的に行っている」、「2014年3月1日、日本猿に私たちの力を見せよう」と投稿したようである。
・過去3年間は予告のみ
本当にサイバー攻撃は行われるのだろうか? 実際のところ、過去3年間は予告がなされていながらも、大規模攻撃は行われなかった。今回も事前予告だけにとどまる可能性も否めない。しかしながら、韓国の専門機関は大統領府をはじめとする公共機関や外交関連のサイト、そして主要なコミュニティサイトをモニタリングするとし、警戒感を強めている。
参照元: ヘラルド経済(韓国語)、2ちゃんねる