突然だが、みなさんは「フィギュア」と聞くと、どんなものを想像するだろう? おそらく美少女キャラのフィギュアを想像する人が多いのではないだろうか。だがしかし!! とある非美少女キャラの立体化が発表され大きな話題となっている。
そのキャラとは、人気作『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎! 井之頭五郎がフル可動フィギュアとして発売されるのだ! 現在、発売に向けて監修中のものをメーカーの「マックスファクトリー」で実際に動かしてもらったところ、近くで見て驚いた。こりゃスゴイことになっているぞ!
・ワンフェスで話題をさらった「井之頭五郎」フィギュア
井之頭五郎の立体化が公になったのは、2014年2月9日に行われた造形物の祭典『ワンダーフェスティバル』でのこと。ホビーメーカー「マックスファクトリー」のブースで展示されたのだが、イベント開始直後からインターネット上で話題に!
「ちょw ゴローさんのフィギュアとかwww」、「こんなのあるのか!」、「初めてフィギュア欲しいと思った」などと多くの声が集まり、Twitter上では、当日、マックスファクトリーとグッドスマイルカンパニーのブースで展示されていた数あるフィギュアのなかでもブッチギリでリツイートされている。
・手のひらサイズに “ゴローさん” がギュっとつまってる!
五郎さんがフィギュア化するのは「figma」というラインである。「figma」はマックスファクトリーから発売されているミニサイズのアクションフィギュアシリーズだ。スケールは約1/12とと言われている。だが、小さいからと言って侮ってはいけない! なめらかな動きと美しい造型に定評があるラインなのである。
まずはゴローさんのあの表情! 笑っているような、何かを物色しているような表情。ピョンと落ちた前髪の角度は完璧だ。スーツの袖のボタンは3つと原作どおりだし、靴も第1話で出てきたタイプのものだ。細部まで作りこまれた上着は、今にも脱がせられそうでイイ感じ! 手のひらに収まるサイズにしっかりと五郎さん要素がつまっている。
・あのアームロックも可能か!!
他のfigma 同様、手首や顔など複数のパーツがつく予定である。ワンフェスでは、直立のみの展示だったのでイメージしにくかったが、実際に動かしてもらったところ、かなりのポーズが可能であるようだ。また、他社からも1/12スケールの食玩や家具セットも発売されているので、これは想像以上に遊べそう!
今回は、パーツがなかったので再現できなかったが、あの板橋ハンバーグランチ回のアームロックも可能であるとのこと。これはキタ! ゴローさんと言えばアームロックっしょ!! アームロックをかけられる店主 figma も欲しいくらいである!
京浜工業地帯の焼肉回「うおオン 俺はまるで人間火力発電所だ」や、コンビニ飯回の「うわあ なんだか凄いことになっちゃったぞ」や渋谷焼きそば&餃子回の「俺ってつくづく酒の飲めない日本人だな…」とか……フィギュアで遊ぶときはね、誰にも邪魔されず自由で(以下省略) うっひゃああああ! これはいいですなぁ。めっちゃ夢が広がるーッ!!
・2014年夏発売予定
この井之頭五郎フィギュアは、2014年夏に発売予定とのことである。……と、ここでプチ情報! マックスファクトリーの方に聞いたところ、どんなに人気作品であっても一般的にフィギュアの生産は1回きりであるそうだ。一度売り切れてしまうと、よほどの数が集まらない限り再版がかかることはないという。
し、知らなかった……。なので、この井之頭五郎フィギュアも絶対に絶対に手に入れたい人は事前注文しておくことをオススメする。なお、まだ予約は始まっていないので、今後の情報を要チェックだ!
参考リンク: figma公式サイト
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24
▼2月9日のワンフェスで話題となった井之頭五郎フィギュア!
▼ゴローさんキタァァァァーーーーーーーーー!!!!
▼文庫本と並べてみた。ゴローさんフィギュアは大体16センチくらいである
▼どーん……
▼細部も原作どおりだ!
▼襟足がたまらんです
▼本邦初公開(たぶん)のゴローさんの後姿をどうぞ!
▼ポーズを変えてみた、関節の感じが「あらイイですねぇ」の嵐だ!
▼背中ごしのゴローさんもカッコイイ!
▼はやく遊びたいぃぃぃぃぃ!!
▼関節とかグリグリしたい、アームロックとかやりたいーッ!!
▼ゴローさんは2014年夏発売の予定だ
▼Twitter上でもブッチギリの注目度である!
『孤独のグルメ』より(MXF)「figma 井之頭五郎」! 他にも注目の新作フィギュアご紹介!→ https://t.co/GHiexSqHea #wf2014w pic.twitter.com/WzBrUZpzf8
— ワンホビ31新作展示フォトギャラリー (@whl4u_t) February 9, 2014
© Masayuki QUSUMI,Jiro TANIGUCHI 2009