2013年、大人気となった漫画といえば『進撃の巨人』だ。アニメのOP曲を担当したLinked Horizonが紅白に出場するなど未だにその ”快進撃” は衰えていない。多くのコラボ商品も登場し、その人気の高さは凄まじいものがある。
そんな巨大コンテンツである『進撃の巨人』だが、日本中央競馬会とコラボしているのをご存知だろうか。現在、年末の大レースである有馬記念に向けてイベントを行なっているのだが、そのクオリティが半端ないと話題になっているぞ!
・進撃の有馬記念
JRAは12月22日に行なわれる有馬記念を前に、公式サイトでゲーム「進撃の有馬記念」を11日から公開している。「進撃の巨人」のキャラクター操作は簡単で、誰でも楽しめるぞ。豪華声優陣のオリジナル台詞も収録されており、進撃ファンも納得の内容だ。
・パワーアップした内容
11月24日に行なわれたジャパンカップ前にもコラボしており、その時よりも大きくパワーアップ。前回は主人公のエレンしか操作できなかったが、今回は7人のキャラを選択できるようになっている。
・異常に高いクオリティ
7人の操作に加え、競馬新聞やパドックの様子まで準備されており、そのクオリティは異常なくらい高い。ゲームも出場キャラで内容が変わり、手綱さばき次第で違う展開を見ることもできる。
オッズでゲームの難易度も変化し、1.2倍と断トツ1番人気のリヴァイ兵長であれば簡単にクリアできる。最低人気のオルオは「太鼓の達人」の超難関レベルのゲームとなっており、やり込み要素満載だ。
・本物さながらの人気投票
「有馬記念」はファン投票で出走権利を得るのだが、「進撃の有馬記念」もキャラクター20人の中からインターネット投票で選出された。主人公のエレンや人気キャラであるリヴァイ兵長が1位を獲得すると思われていたのだが……
・ハンネスさん事件
脇役キャラのハンネスが独走する意外な展開へとなってしまう。ネット上で「ハンネスさんを1位にしようぜ」と盛り上がり、全体の8割を占める67億4000万票を獲得する結果となった。
「投票結果がすべて反映される訳ではない」と断りが書いてあったこともあり、結果的にハンネスは出走辞退。しかし、その人気に応えるために辞退理由を語る動画が特別に作られるという一幕もあった。
・「進撃の有馬記念」に対するネットユーザーの反応
「ちょっと…進撃の有馬記念面白すぎ(笑)」
「進撃の有馬記念プレイしたwwシュールwww」
「ツッコミどころが多すぎて朝からツライwww」
「何やってんだ…JRA…力入れ過ぎだろ」
「何でオルオさんだけこんなに難しいの…」
「やっとクリアしたぞオルオおぉおおおおお!!!」
などなど、前回行なわれた「進撃のジャパンカップ」に続いて楽しんでいるコメントが多数。また、ツッコミどころの多さに笑ったという声や、クオリティの高さに驚いたという声も多く見られた。
ちなみにゲームをクリアすると、各キャラごとに用意されている壁紙がダウンロードできる。本物の有馬記念は22日の15時25分発走予定。三冠馬・オルフェーヴルのラストラン前に ”進撃” してみてはいかがだろうか。
▼パドックも見れるぞ!
▼新聞まで用意されている作り込み
▼オルオは無印……細かい作りだ
▼出場キャラごとにオリジナルムービーが公開されている
▼こちらは進撃のジャパンカップ