サル、サル、サル! とにかく、サルが好きな人は長野県にある「地獄谷野猿公苑」に行ってはどうだろう。通常、動物園では檻に入った動物を観察するが、ここ「地獄谷野猿公苑」では檻は一切なく、ニホンザルが生息する場に入って観察することが可能なのだ。檻がなくて危険はないのだろうか? 気になったので行ってみた!
・受付を済ます
まず、受付で入苑料500円を支払ってなかに入る。子供は半額の250円だ。注意事項は「なるべく離れてみる」、「眼をじっとみない」、「さわらない」、「食べ物を見せない、与えない」の全部で4つ。記者(私)は念のため、食べ物は全て車の中に置いておいた。
・人間に無関心なニホンサル
早速、テクテクと中に入ると、一匹のニホンザルがお出迎え。だが、まったくヒトに関心はなさそうだ。そして、さらに入って細い道になっていくと、ど真ん中でサルたちが寝そべっているではないか……! ていうか、こんな道、通れるの !?
・サルたちは何もしてこない
おそるおそる、横を通るもやはりサルは全くの無関心。というのも、ここのサルたちは、ヒトがいても危険がないことを覚えさせられているのだ。それにしても馴れすぎだ。例えば、サルが邪魔で道が通れない時も、上をまたいで通っても大丈夫だし、道が狭く少しサルに触れてしまっても全く動じないのである。
・冬には温泉に浸かるサルも
そんなサルたちも冬になり寒さが厳しくなると、温泉に入って体を温めるそうだ。そして、その光景を見に多くの観光客がこの場所に訪れるという。ということで、次回は温泉につかるサルをレポートしたい。
・今回訪問したところ
名前:地獄谷野猿公苑
住所:長野県下高井郡山ノ内町 大字平穏6845番地
営業時間:公式サイトを要確認
Report&Photo:Yoshio