いま、2名のボーカリストによるディズニーのテーマソングメドレー動画が話題となっている。だが、これは、ただの「歌ってみた動画」ではない。楽器を一切使わないアカペラメドレーだ。
彼らの音楽は全て「声」でできている。その歌声は「Disney Medley – Alex G & Peter Hollens」で聞くことができるのだが、クオリティがあまりにも高く、一小節聞いただけで体中に鳥肌が立つほどなのである!
動画ではまず夕暮れの草原が映し出される。そこで力いっぱい歌われるのは、『ライオンキング』のテーマソング「サークル・オブ・ライフ」だ! 男性と女性のボーカリスト2名が『アラジン』、『リトルマーメイド』、『ポカホンタス』に『美女と野獣』と次々と名曲を歌い上げていく。
2人の声は、いつまでも聞いていたいほど美しい歌声だ。ただそれだけでも素晴らしいのに、ある事実に世界は驚いた。メインボーカル以外のコーラスやパーカッションも全て二人の声であるというのだ! この動画は再生回数200万回を突破し、世界中のネットユーザーを魅了した。
「アカペラ ディズニーメドレー」で歌っているのは、アメリカのシンガーソングライターのアレックス・Gさんと、ピーター・ホランズさんだ。2人はアメリカのアカペラ界でも大注目中のボーカリストでもあるという。
それにしても「声」だけで、こんなに深みのある表現ができるとは……。もちろん2人の才能や努力のたまものではあるが、人間の可能性は無限なのではないかと思わされはしないだろうか?