どんなスポーツだって、レフェリーの言うことは聞かなければならない。たとえ気持ちがアツくなっていたとしても、レフェリーの言うことは素直に聞こう。たとえそれがプロレスでも、アマチュアレベルのボクシング試合でも、だ。
もしもレフェリーの言うことを聞かなかったら、反則負けになることだろう。もしくは……今回ご紹介する動画「White Collar Fight Club Mike Hocking vs Danny Pashley」のような、バックドロップを食らう可能性だってある。
・荒っぽいファイトで一方的な試合
事件が起きたのは「ホワイトカラー・ファイトクラブ」なる大会で行われたボクシングのリングだ。マイク・ホッキング vs ダニー・パシュリーの試合において、終始、主導権を握っていたのは上半身裸のダニー・パシュリーであった。
・荒くれボクサーがレフェリーの静止を振り切る
対する黒タンクトップを身につけたマイクは、パンチの雨あられを食らって防戦一方。そのたびにレフェリーが間に入って静止するのだが……やがてダニーはレフェリーを「うるせえ!」とばかりに突き飛ばし、背中を向けるマイクにパンチ連打!
――と、その時だった!
セコンドから、レフェリーと同じ柄のオレンジ色 Tシャツを着た一人の男がリングイン! そしてダニーの背後にまわり、電光石火の「引っこ抜きバックドロップ」を炸裂! 見事なフォームに脳天直撃の荒くれダニーは、当然ながら戦意喪失!!
この見事なバックドロップに対し、会場はヤンヤヤンヤの大盛り上がり。ルールを無視する奴はリングに上がる資格なし! そんな怒りの声が聞こえてきそうな、まさに「正義のバックドロップ」である。
▼3:10〜あたりから見るとよいだろう
http://www.youtube.com/watch?v=LarZsBjmhPs