【スターバックス】10月1日から販売の新レギュラーメニュー「フォームドピオエスプレッソ」を飲んでみた / 男こそ飲むべき逸品

佐藤英典

2013年9月28日

doppio3

おいしいコーヒーを提供してくれる「スターバックス」が、2013年10月1日より新しいレギュラーメニューの販売を開始する。それに先駆けて、9月25日からその新メニュー「フォームドピオエスプレッソ」を味わえることをご存じだろうか？

・新メニューを一足先に

東京・銀座のマロニエ通り店が店内に期間限定でスタンディングバーを設けて、新メニューの提供をしているぞ！　コーヒー好きを自負する人は、行くしかないだろう。実際に飲んでみた！

・店舗2階のスタンディングバー

スタンディングバーはお店の2階に設けられている。中央にスタンディングのカウンターがあり、客はそれを囲うようにして立ってコーヒーを楽しむことになる。壁際には低いソファも備えられているので、座ってコーヒーを飲むことも可能だ。

ウッディな雰囲気の店内は、そこにいるだけで落ち着く。他の店舗にも増して落ち着いた気持ちになれるのは、もしかしたら天井の高さに秘密があるかもしれない。天井が高く、バースペースは端々まで見渡せるほど広いため、開放的な気持ちになれる。

・メニューはひとつだけ

ここは「フォームドピオエスプレッソ」をオーダーするためだけのスペースのため、メニューはほかにない（1階で通常メニューをオーダーすることも可能）。カウンターで新メニューをオーダーしてしばし待つ。改めてお店の雰囲気をたしかめてみると、何だか海外にいるような気分になる。エスプレッソの本場イタリアや、アメリカのビジネス街のコーヒースタンドを彷彿させるから不思議だ。

・滑らかなスチームミルクの舌触り

待っているとショットグラスをイメージしたという、グラスに注がれたエスプレッソが出てきた。きめ細かい泡に満たされたエスプレッソは、見るからにおいしそうだ。はたしてどんな味がするのだろうか？　早速口をつけてみると、見た目通りのこまやかな泡が口元をやさしくなでる。一言でいってなめらかだ。シルクのように優しい感触。

・力強いエスプレッソ

そしてコーヒーを飲むと、ダブルエスプレッソのガツンとした重さのある味。キレとコクが同居しており、喉を通る感覚が心地良い。スチームしたミルクの優しい感触の向こう側に、力強いコーヒーの味と香りが隠されていたようだ。強めのコーヒーをあまり好まない方は、率直に「苦い」と感じるかもしれない。

その苦味を中和してくれるのが、一緒に提供されるアーモンドクロカントである。これはアーモンドの焼き菓子で、香ばしいアーモンドの香りとほのかな甘さがある。クロカントをかじりながらコーヒーをすすれば、苦みと甘さを楽しむことができるだろう。

・コーヒー好きな男性こそ飲むべき

もしかしたら、このメニューは男性好みかもしれない。スターバックスにはいろいろメニューがあるが、どちらかというと甘目のものが多いような印象を受ける。そんななかでこのメニューはそれらと一線を画しており、異色という印象を受ける。寝覚めのいっぱい、もしくはお昼すぎの眠気を覚ますのに持って来いではないだろうか。10月1日まで待てないという方は、銀座のお店に行ってみると良いだろう。