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【グルメ】トルコ人職人がパンを焼き上げる本格的なトルコパンの店が素晴らしい! 東京・池袋「デギルメンベーカーリー」

2013年9月14日

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おいしいパンのためならどこまでも出かけてしまう、そんなパン好きに朗報だ。東京・池袋にトルコのパンを中心に提供するパン屋さんが存在した。その名も「デギルメン ベーカリー」だ。「デギルメン」とはトルコ語で製粉所を意味する。トルコでおなじみのシミットやポアチャも販売してるぞ!

・窯をトルコから取り寄せるこだわり

お店は2013年5月にオープンしたそうだ。パン職人は全員トルコ人で、窯もトルコから取り寄せたのだとか。これはおいしいトルコパンが食べられるに違いないと思い、記者(私)は早速開店時間にお店に行ったのだが、あれ!? 棚にはトルコのパンはないぞ。

・トルコパンは全体の3分の1

トルコのパン(エキメッキという)は、日本ではあまり知られていない。ゴマをたっぷりとまぶしたシミットくらいは、知っている人もいるかもしれないのだが、実際に食べたことがあるという人は、少ないかもしれない。そのためお店は誰でも気軽に利用できるように、クリームパンやメロンパン、クロワッサンなども販売している。トルコパンは全体の3分の1程度なのだとか。

・昼前からトルコパンが並ぶ

開店時にはこれらのパンが棚をうめているのだが、昼前くらいになると、トルコパンが棚に並び始める。実際に購入して食べてみると、まずパンの香ばしい匂いに思わず笑いがこみ上げる。ほんのりと甘さのある小麦粉の香りは、脳内物質に作用して幸せな気持ちにしてくれるようだ。

・噛むごとに甘さとうまみ

記者は本場トルコでパンを食べたことがあるのだが、日本であの味は出せないだろうと考えていた。気温や湿度、また小麦の種類も違うため、同じ作り方をしても別物になるのではないかと思っていた。ところがこのお店のパンは、かなり本場トルコのものに近い。特にシミットはゴマの風味が豊かで、表面はカリッとしていてなかはしっとり。噛むごとに甘さとうまみが感じられる。

・都内唯一

だが、やはり風土の違いは職人技だけではどうすることもできない。湿度の高い日本では、発酵段階でのふくらみがトルコよりも足りないのではないだろうか。また、焼き上がった後に湿気を吸ってしまうということもあるだろう。とはいえ、少なくとも都内でここ以上に本格的なトルコパンを出せるお店は少ないのではないだろうか。できることなら、今後はトルコパンの種類を充実させて頂きたいと願う。カイマックも扱ってくれると嬉しいんだけど。

・今回紹介した店舗の情報
店名: デギルメン
住所: 東京都豊島区池袋2-22-3 池袋サンハイツ 1F
営業時間: 10:00~20:00
定休日: 木曜日

Report:ほぼ津田さん(佐藤)

▼ハードタイプのリングパン「シミット」


▼チョコレートの入った「チョコシミット」

▼トルコのチーズを使った「ポアチャ(チーズ)」。パンそのものはほんのり甘い。なかのチーズはかすかに塩味がきいている


▼「ポアチャ(牛肉)」




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東京都豊島区池袋2-22-3
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