夏バテや疲れを感じているときに、元気をくれるのが『レッドブル』や『モンスターエナジー』に代表されるエナジードリンクだ。夏場のキンキンに冷えたエナジードリンクは最高である。
しかし、たまにはちょっとアレンジしてみたい。新しい摂取方法を探していたところ、インターネット上で一部のエナジードリンクファンが「レッドブルで肉を煮ると美味」と言っていることがわかった。マジか! レシピもメチャ簡単らしいので早速試してみたぞ。材料とレシピは以下の通りだ!
【材料】
手羽10本
レッドブル250ml缶 1本
醤油 大さじ2
鷹のツメ1本
ニンニク2かけ
【作り方】
1.フライパンで手羽に焼き色がつくまで焼く
2.醤油以外の材料を鍋に入れて煮る
3.一煮立ちしたら醤油を入れる。アクが出てきたらとろう
4.落し蓋をして約20分間コトコト煮る
5.煮汁が飛び手羽に照りが出ていれば完成
・めちゃ簡単で笑った
実際に作ってみると、めちゃくちゃ簡単で笑えてきた。肉もホロッと骨から外れて食べやすそうだ。甘辛い醤油の香りがいい。鶏のタンパク質とニンニクも加わりまさにエナジフルな様相である。
・かなり強い甘みと酸味
まず一口食べてみて「オウッ」となった。予想以上の甘さなのだ! そうだ、レッドブルの原材料名筆頭は砂糖とブドウ糖。煮詰めたため甘みが増幅されているように感じられた。さらに! 甘さのあとには酸味が襲ってくる。確かにレッドブルには酸味も感じられるが……凝縮されるとこうなるのか、結構酸っぱいぞ。
・肉と交じり合って強烈なフレーバーに
手羽の身(肉)の部分はまだ良かった。凝縮レッドブルは皮部分にあわさると、なぜか異様なまでのケミカルなフレーバーに変身するのだ。エナジフルなのはよくわかる。だが、これは、強烈! ヤバイ!! エナジー初心者である記者(私)には辛くなってきた……。
・エナジー上級者「ウマい、レッドブルの味」
記者(私)はちょっと苦手だったが、やはり餅は餅屋だ。1日4エナ当たり前のエナジードリンク評論家エナジーマン・GO(ジーオー)氏にも食べてもらった。
最初は「あまりエナジードリンクの味がしないね」、「エナジー感に乏しい」と物足りなさを感じていたようだ。だが、食べ進めるうちに「そこはかとなくレッドブルの味がする」、「悪くない」と、つぶやきながら黙々と食べていた。
そして3本をペロリとたいらげ、「後味がレッドブルだね。滋養強壮にバッチリと実証されたら是非また食べたい。要はエナジー次第だ」と話していた。ちなみに手羽よりニンニクのレッドブル煮の方が美味だったそうだ。
・エナジードリンクをよく飲む人ほど美味しく感じる
手羽のレッドブル煮は、エナジーマン・GO氏を含む6名に試食してもらったが、苦手と感じたのは記者(私)のほかに1名だけだった。どうやら、日頃からエナジードリンクに親しんでいればいるほど「美味しい」と感じるようだ。
エナジードリンク歴により評価はパックリ分かれてしまった「手羽のレッドブル煮」。気になる人は、まずは少量で作ってみるといいかもしれない。
協力:エナジーマン・GO(ジーオー)
Report:沢井メグ
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▼こちらが材料だ!
▼まず手羽の表面に焼き色をつけ
▼鍋にうつしてレッドブルを投入!
▼醤油をたして煮込むこと20分
▼手羽のレッドブル煮の完成だ!
▼早速食べてみた
▼これは強烈!!
▼エナジー評論家・エナジーマンGOも食べてみたぞ
▼香りもチェック
▼「レッドブルの味がする。滋養強壮にいいと実証されれば是非食べたい」