プロ野球の福岡ソフトバンクホークスは、2012年7月18日のオリックス戦で「鷹の祭典」最終日を勝利で飾った。ところがホークスの公式アカウントは、勝利の喜びをつぶやいている訳ではなく、会場となったYahoo! JAPANドームでの出来事について嘆いている。
その出来事とは、来場者が配布されたサイリウム(別名:ルミカライト)を、一斉に球場内に投げ込んだのだ。そのときの様子について、公式アカウントは次のように伝えている。
「サイリウムがバンバン投げられる。何回もご入場者に配布してきたけど、今年はじめての出来事。小さな子どもいっぱいいる暗闇でモノを放り投げるのがどれだけ危険なことか。 みっともないとか、片付けが大変とかそんなことじゃない。本当に危ないのです」
また、その原因について次のように振り返って謝罪している。
「わたしたちに、「一斉に投げられたら・・・」という、想像力が足りなかった。「投げたら危ない」ってわかるだろう、という、「常識が通用しない」のか、わたしたちの「常識」の認識が甘すぎるのか・・・。ご迷惑をお掛けしたみなさまに、心から深くお詫びいたします」(以上、公式Twitterより引用)
とあるネットユーザーが公開した動画を見ると、会場スタッフが投げ込みを止めるように訴えかけている。しかし、それでも投げ込みが収まる様子はなかったようだ。公式アカウントが指摘しているように、小さな子どもにサイリウムが当たったら、ケガをする可能性も否定できない。子どもでなくても危険であるはず。十分に配慮するべきではないだろうか。
参照元:Twitter @HAWKS_official