生活保護の不正受給疑惑が取りざたされているお笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん。彼に続いて新たな芸人の名前が浮上し、芸能界は騒然としている。その人物とは、河本さんと同じく吉本興業所属の梶原雄太さんだ。梶原さんの母親の受給実態はどのようになっているのだろうか?

・1年3カ月で140万円
梶原さんはスポニチのインタビューに応じ、受給のいきさつについて次のように話している。祖母の介護と職を失ったことが重なり、福祉事務所に相談した結果2011年3月から受給が始まったという。1年3カ月の間に計約140万円を受給していた。

梶原さんは母親の住むマンションのローンを負担しており、今年8月に完済したら受給を打ち切ることにしていたそうだ。しかし河本さんの騒ぎを機に、今月で打ち切ることを決定したとしている。

・福祉事務所のすすめに疑問なかった
マンションは母親への恩返しとして、梶原さんがプレゼントしたものだった。毎月40万円以上を彼が負担していたのだが、ローンが終わるとこれを母親の生活援助に回すつもりなのではないだろうか。なお、福祉事務所のすすめで生活保護を受けるようになったことについて、梶原さんは疑問を持たなかったという。しかし世間には、その背景までは見えてこない。ネットユーザーは次のように反応している。

「生活保護でローン返済とかねえわ」
「アメトークで生活保護芸人やれよ」
「これは河本よりも詐欺臭が強いな」
「河本梶原だけで絶対終わらせたらアカン」
「もう、どんどん申請した方がいい」
「生活保護受けるなら財産処分しろよ」

……など。かなり厳しい意見が多い。祖母の介護と失職した事情もよくわかる。しかし、マンションを購入していた分を、母親の生活に回すべきと考えるのが妥当ではないだろうか。ちなみに梶原さんは返済の意志を示していない。河本さんや梶原さんのほかにも、親族が生活保護を受けている芸人はいるのだろうか……。

Illustration:Rocketnews24

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