「つぎとまります」、バスに乗ったら誰でも必ず一度は耳にするこの言葉。通勤通学でバスを利用する人は、毎日のように聞いているかもしれない。乗車した際には一度しか押すことのできない降車ボタンを、多数展示したイベントが東京・渋谷でGW中に開催されていた。その名も「バス降車ボタン展示会」

現行の車両に備えられたものから、今では生産されていない稀少なものまで、その数約100種。子どもたちは目を輝かせて、ボタンを押しまくっていた。

この催しは、渋谷の東急ハンズで5月3・4日の両日、1Aフロア階段脇で行われていた。実演スタッフの方は、降車ボタンの情報サイト「つぎとまります」の管理人であり、約30年にわたってボタンを集めているのだとか。

大量の降車ボタンを一度に見る機会はなかなかなく、なかにはすでに入手不可能なものも少なくない。大人からは「懐かしい」との声が相次ぎ、子どもたちはボタンを押して、どんな音が鳴るのかを確かめていた。

この展示会で記者(私)がもっとも印象に残ったのは、運転席に備えられている「停車」のランプだ。これは乗客が降車ボタンを押したことを示すもので、点灯すると最寄のバス停に停車することになる。次回開催予定は未定なのだが、どこかで見かけたら、ぜひボタンを押してみることをおすすめる。

Photo:Rocketnews24
参照元:つぎとまります,東急ハンズ渋谷店イベント
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▼ 今では入手困難なボタンも少なくない

▼ こちら(中央)は日本でもっとも普及したボタンなのだとか

▼ こちらが運転手が確認する「停車ランプ」

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