人気お笑いコンビ「ナインティナイン」(以下:ナイナイ)の矢部浩之さんが、高校卒業時に書いた「夢」が話題になっています。彼は卒業文集に「お笑い界の帝王になる」と書いていたそうです。帝王といわないまでも、中堅として現在しっかりと活躍しているのは事実。彼の未来予想は間違っていなかったといえるのではないでしょうか。

ナイナイがコンビ結成したのは1990年。同じ高校(大阪府立茨木西高等学校)の先輩後輩だった矢部さんと岡村隆史さんは、矢部さんの兄のすすめで、吉本総合芸能学院(NSC)に通うことになりました。

結成からわずか5年で、「笑っていいとも!」のレギュラーに抜擢され、以後の活躍は皆さんご承知の通りです。現在にいたる活動の礎はすでに、高校生のときに育まれていたのかもしれません。

その矢部さんの卒業文集が明かされたのは、2012年2月29日放映の日本テレビ「1番ソングSHOW!」 での一幕。文集には、諸先輩をことごとく抜き去り、お笑い界の帝王になる筋道が描かれていたのです。

ダウンタウン、とんねるずだけでなく、北野武さんも萩本欽一さんをも超えていくというスケールのデカイ夢。帝王は言い過ぎですが、中堅として活躍し、絶妙の安定感をかもしています。

このことについてネットユーザーからは、「この予言はすごい」や「センスある」などのコメントを寄せています。その当時、誰も現在のような未来を予想しなかったでしょう。もしかしたら、本人もすべてを見通せていなかったはずです。

地道に努力した結果を、今のナイナイがあるのではないでしょうか。もちろん岡村さん不在時も、矢部さんががんばっていたことを誰もが知っています。