「生と死は常に隣り合わせ」。この言葉の意味がよく分かる動画がある。

その動画のタイトルは、「2012 ski doo summit X close call with cliff fall」。アメリカで撮影されたこの動画には、スノーモービルで雪山を登る1人の男性が登場するのだが、最後に彼は一生忘れられないほど恐ろしいシーンに遭遇することとなる。

スノーモービルで雪山を登った彼は、そこから見える壮大な自然の景色に心奪われる。しかし次の瞬間、信じられないようなことが起こった。
 
自分が乗っている雪の崖の一部が、目の前で崩壊したのである。
 
一歩でも前に進もうものなら、一瞬であの世行きである。彼はゆっくりゆっくりスノーモービルから降り、その場から後ずさった。そして最後にこう一言。
 
みんな、俺の息がどれだけ荒いか聞こえるか? 漏らしちまったからだよ。
 
見ているこっちまで手に汗握る衝撃的な映像である。みなさんも雪山に行った際は、崖から落ちないようにぜひ注意して頂きたい。「いやいや、自分にはそんなことはありえない」と誰もが思うが、実際に起こってしまってからでは遅いのである。ということで、雪山の崖を歩く際はくれぐれもご注意を!

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/skirulefool

▼こちらがその動画