「おたく」という言葉の生みの親であり、古くからアイドル評論家としても有名なコラムニスト中森明夫さんが、日本のマスコミに対して苦言を呈している。きっかけは週刊文春が報じた「AKB48高橋みなみ母が15歳少年への淫行容疑で逮捕」のニュースである。

彼は自身のTwitter上で、「加護亜依の恋人は逮捕されて一般人なのにマスコミにボロカスに叩かれて、AKBの高橋みなみの母親は逮捕されてテレビも新聞もまったく報じないのか!? これが日本のマスコミだな…」(引用)と2月8日に投稿。さらにその後も……
 
「AKBのファンも若い子たちも高橋みなみの母親が逮捕されたことはネットの情報でみんな知ってるのに、テレビはじめマス報道の現場だけが「無かった」ことにしてる。若い世代に「日本のマスコミは信用できない」というメッセージを流してるようなもんだ。恥を知ってほしいね。」(引用)
 
と、厳しく批判。また、「ジャニーズやAKBなどの場合は控えて、そうではない芸能人の時はめちゃめちゃ叩く。現在のマスコミ報道は明らかにおかしい。」「ことなかれ主義の利権構造に絡め取られてアイドルに関するスキャンダル報道さえ公平にできないマスコミに、はたして原発問題や政治問題の公正な報道が期待できるだろうか?」とマスコミに対して疑問を投げかけているのである。

これら中森明夫さんの意見に対し、多くのネットユーザーは「まさに正論」と賛同しているが、「こんなくだらないことを報道するのもどうかと思う」「加護はタバコを吸ったけど高橋はなにもしてないだろ」という意見もある。

世間を震撼させた「AKB高橋みなみ母逮捕」のニュース、今後もしばらく尾を引きそうだ。

参照元:Twitter @a_i_jp