なんと、ネット上でお年玉がもらえるサイトが登場した。このサイト「お年玉.me」は、お年玉が欲しい人、あげたい人を繋ぐサイトで、開発したのは福岡にあるベンチャー企業「株式会社セブンセンス」。社長は弱冠16歳の高校1年生というからそっちに驚きだ。

さてこのサイト、お年玉が欲しい人はこのサイトに登録し、お年玉をくれる人をじっと待つ、という至って簡単な仕組みである。ただし、登録できるのは、未成年と学生のみで、社会人などは登録できない。

ここで集められたお年玉全体の収益から30%が東北地方に寄付され、残りの60%がユーザーにそして残った10%が会社の売上になるという。

果たしてなぜこのようなサイトを作ったのか、社長の吉田拓巳さんに色々とお話を聞いてみた。

Q、このサイトを作った理由を教えてください

吉田さん:特に大きな目的はなかったのですが、Webでお年玉が貰えれば面白いかなと思い立ち上げてみました。そして以前から東北の復興支援には興味があったので、ここでお年玉を集めるだけでなく東北地方の子供に貢献ができればと思い「お年玉+東北支援」のコンセプトで作りました。

Q、現在、株式会社セブンセンスではどんなことをやっているのでしょうか?

吉田さん:今年の6月末に登記したのですが、この会社ではWebサービスの開発やスマートフォンアプリの開発等を行なっております。

Q、現在高校1年生とのことですが、将来の夢やビジョンがあれば教えてください。

将来は世界を観ながら活動をして行きたいなと思っています。僕は会社経営以外にもVJ(ビジュアルジョッキー)としても活動をしていましてどちらとも世界を視野に活動をしたいと思っています。

ちなみに、吉田さんによれば、NPOカタリバが行なっている「被災地の子供達に学びの場を作るプロジェクト」に寄付する考えを持っているとのこと。うまくサイトが回ればよいが、問題は、他人にお年玉をあげたい人がネット上にどれだけいるか、だけであろう。

参照:お年玉.me