北朝鮮の首都・ピョンヤン市内にある「マンギョンテ(万景台)遊園地」。同遊園地は「北朝鮮版ディズニーランド」と称されており、2009年には多くの人でにぎわっていた。だが、現在営業しているのかどうかわからないほど廃墟状態になっていることがわかった。
マンギョンテ遊園地はジェットコースター、メリーゴーランドなど大人も子どもも楽しめるアトラクションをしっかり押さえた遊園地だ。そのアトラクションの豊富さから「北朝鮮のディズニーランド」との異名を持っているようだ。
そのマンギョンテ遊園地に潜入したのはあるイギリス人ジャーナリストである。撮られた映像によると、現在は人っ子ひとりいない。アトラクションもほとんど稼動しておらず、よく見るとサビとホコリだらけ。整備もろくにされていなかったようだ。
目玉であるジェットコースターは動いていたのだが、彼が乗ろうとしたとき、スタッフ数名が「ちょっと待ってください」と突然コースターのレールにのぼりだし、いそいそとネジをしめだしたそうだ。しめてくれるだけ良心的なのだろうか、いずれにしてもとてもコワイ。
この映像に対し、中国ネットユーザー間では、この映像は欧米国家による北朝鮮を排斥のためのネガティブキャンペーンだという見方もあるらしい。疑い始めたらキリがないが、もし真実なら相当危険である。いっそ廃墟にしちゃった方がいいかもしれない。ちなみに、マンギョンデは故キム・イルソン主席の生誕の地と言われている。
参照元:Youku 深セン広電集団(中国語)
▼2009年撮影、かつてはこんなににぎわっていました
▼今はほとんど人がいない
▼サビだらけ
▼「今ネジしめるから、ちょっと待っててね」
▼動画、55秒くらいからが現在の様子ですhttp://player.youku.com/player.php/sid/XMzE4MjI1MjEy/v.swf