8月8日の「フジテレビの日」に同局の番組を見ない運動が、Twitter上で広まっている。この呼びかけは俳優の高岡蒼甫さんが、「日本の韓流ブームは不自然」とつぶやきフジテレビ、ならびに韓流を批判。最終的に事務所を離れる事態に発展した。これに抗議した人たちが、同局を見ないようにと呼びかけている。

7月30日未明に、脳科学者として知られテレビにも出演している茂木健一郎さんが、この運動を批判する発言をしているのだ。「韓流のどこが悪い。グローバリズムの時代だぜ」として、「自国主義はアホ」とまで言い放っているのである。

茂木さんの一連の発言は以下の通りだ。

・ フジテレビ不視聴運動に対しての茂木健一郎さんの発言

「地上波テレビ批判と、これは別。幼稚すぎる。韓流のどこが悪い。グローバリズムの時代だぜ。幼稚な自国文化主義は、アホなだけでなく、日本をますます弱体化させるだけです」

「もう、みんな、レベルの低いたわごとはいいから、猛勉強しようよ。日本は、このままだと、三流国になるよ。いつわりの愛国主義、くだらない自己主張、誰もついてこない事大主義、ぜんぶ捨てないと、もう愛する日本はダメだ。とりあえず、東大と文科省をぶっつぶそう。おやすみ」

「8月8日、みんなフジテレビみろ! おやすみ」 (引用ここまで

また同日、慶應義塾大学で開催された「Earthling2011 地球人大演説会」に登壇した茂木さんは、韓流ブームは陰謀ではないと言い、そういうことを言う人もまた信じられないと発言。韓流をやってるのは視聴率をとれるからやってるだけと説明している。

高岡さんの進退問題で、同局に批判的な立場の人たちは、茂木さんの発言をどう受け止めるのだろうか? この問題は、さらに白熱した議論に発展しそうな勢いだ。

参照元:Twitter @kenichiromogi