5月27日号の週刊「ポスト」のよると、古代ローマの都市ポンペイで、発掘された遺跡から当時の生活ぶりをうかがわせる文章が、多数出現しているという。そこにはその時代にモテなかった男性が、嘆きの言葉を落書きしており「愛する者は誰でも死んでしまえ」など、浮かばれない心模様が綴られているのである。

このことがインターネット上でも話題になっており、ネットユーザーからは「おまいらの事だなw」、「進化してねぇw」などの意見が上がっている。

いくら人間が進歩したと言えども、本質的なものは変わらないようだ。当時、公共施設の壁には男の嘆きのほかに、娼婦を売り込む広告などもあり、時代が流れてもこれらの性や恋愛については今と変わらない。ポンペイの壁がインターネットになったというだけのことなのだろうか? 2000年前の男の嘆きについて、ネットユーザーからは次のような声が上がっている。

・ ローマ時代の男性の嘆きについて、ネットユーザーの声

「おまいらの事だなw」
「2000年前の、お前ら」
「進化してねぇw誰かこのローマ人にラブプラスでも持っていってやれ」
「あれか「リア充は爆発しろ」みたいな感じ?」
「人間て今も昔もメンタルはほとんど変わらないんだろうな」
「またお前らか」
「歴史を美化してるが、人は人、人は変わらない」
「2000年後もお前らはちゃんと評価されそうだなw」
「おれのご先祖様か!」
「子孫いないだろ」
「モテない女のことも忘れないでください」
「ワロス。成長してないな。男も女も」
「まったく成長していない……」

…など、共感する意見が相次いでいる。ちなみに同誌によれば、2000年前は現在よりも性に対して奔放だったようだ。日本でも江戸時代以前は、今よりも性に関して開放的で浮世絵などの表現もストレートなものも多いそうだ。

ひょっとすると、2000年後に現在のネット上の情報が遺跡として発掘され、その時代の人が同じように共感してくれるのかもしれない?