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オカルト雑誌『ムー』のiPhoneアプリをミステリースポットで起動すると謎のイベントが発生

2011年2月14日

1979年(昭和54年)の創刊以来、変わらぬテンションと1ミリもブレない編集方針により不動の地位を築いている日本一の月刊オカルト雑誌『ムー』(学研パブリッシング刊)。特に熱烈なムー愛読者のことは「ムー民」と呼ばれており、あの鳩山由紀夫氏もムー民であることは有名である。

そんなムー民に朗報だ! なんとバレンタインの今日、2月14日。あの『ムー』が創刊30周年を記念してiPhoneアプリ(無料)をリリースしたのである。内容はムー編集部が厳選した関東のミステリースポットを紹介するというものだが、そこはムー、単なる場所紹介だけでは済まされない。

起動すると共に表示されるムーのロゴと、「ブォォン……」という謎の効果音。一体何の音なのか。「これはもしや……?」と、ムー民ならば瞬時に分析モードに突入すること間違いなし。しかし何の効果音なのかは結局のところ謎のままだ。

そして選べるのは「地図から探す」と「一覧から探す」の2モードだが、ムー民ならば「地図から探す」一択だろう。ポチ!

すると地図が表示され、東京近郊のミステリースポット10カ所に「ムー」アイコンが立っている。グリグリと拡大していくと、そのミステリースポットの説明が表示されるという仕組みになっているのだが……ななな、なんと!

実際にその場に訪れ、このアプリで解説を読もうとすると、突然、謎の電話がかかってくるのである。発信元は「ムー編集長 三上」……そう、本物のムー編集長の三上丈晴氏からの電話なのだ。

「ムー編集長の三上です。平将門の首塚に……ようこそ」

もしもし?も言わず、いきなり解説し始めるムー編集長三上氏。まるで念仏のようなその口調に、おのずと恐怖レベルは最高潮に。

なお、この機能はGPS機能と連動しているからこそ、その場でしか発生しないイベントである。もしも自宅にいながら三上氏からの電話がかかってきてしまったとしたら……。あなたの家がミステリースポットということだ。大至急、ムー編集部に一報入れたほうが良いだろう。

■参考リンク
ムー完全厳選 関東ミステリースポットベスト10(iPhoneアプリ)

執筆:GO羽鳥

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