明治32年創業の歴史ある牛丼店「吉野家」。現在では全国にチェーン展開しており、その味のとりこになっている人も数多い。
牛丼の味以外でも、吉野家ではTwitterで公式アカウントを取得し、吉野家ファンたちとの間でコミュニケーションも積極的に行っている。
しかし、吉野家がTwitterを使う上で、同じくTwitter上での公式アカウントを持つ牛丼チェーン店「すき家」に決定的に負けている点があった。それは、「キャラが無い」事である。
すき家公式アカウントの「すき家たん」はファンが描いたイラストをTwitterのアイコンにしており、しっかりとキャラが立っている。比較すると吉野家のアカウントはアイコンが企業ロゴのみで、語尾に「ぎゅ~」を付けて頑張っているものの、いまいちキャラ立ちしないのだ。
そこで、吉野家ファンの記者は漫画家のマミヤ狂四郎氏に依頼し、「吉野家を擬人化する」というテーマのもと、カッコイイキャラクターを勝手に作ってもらうよう依頼してみた。
一作目が出来上がり画像を見ると、なんと「ジャンパーを着た普通のおじさん」だった……。マミヤ氏いわく、「吉野家に来店するお客さんをイメージして描きました」とのこと。確かに牛丼好きそうな顔をしているが、あまりに普通すぎるのでボツにした。
次は記者の想像する吉野家のイメージを伝えて描いてもらったところ、素晴らしい作品が出来上がった! 吉野家のエプロンやおたまを装備した、筋骨隆々のミノタウロスのような仕上がり。これはカッコイイ。このキャラクターを使ったら来客200%増間違い無しだろう。(保証はできません)
吉野家ファンのために今後とも牛丼の味を維持し続け、ファンサービスについても引き続き頑張って頂きたいものである。
イラスト:マミヤ狂四郎
▼ボツ作品。普通のおじさんです。
▼Twitterアイコンも作っちゃいました。