みなさんは自宅でアイスティーを作られること、ありますか?透明感のある水色と、さっぱりとした味わいのアイスティーは、夏をより涼しげに演出してくれるおうちカフェアイテム。

アイスティーを作る際は濃く淹れた熱い紅茶を急速に冷やす方法が一般的ですが、実は水に茶葉を入れて冷蔵庫で寝かせるだけでOKという簡単な方法があります。そこで今回は『水出しアイスティー』の作り方をご紹介したいと思います。

アイスティー作りで一番多い失敗が、水が濁ってしまうというもの。ではなぜ、濁ってしまうのでしょうか?考えられる原因は、熱い紅茶を一気に冷やさなかったこと。アイスティー作りは意外に難しく、ただ冷やすだけでは失敗する可能性も高いのです。

手間をかけず、そして誰でも失敗なく、アイスティーが作れる簡単な方法があります。

一度紅茶を淹れたティーポットに水を入れ、冷蔵庫で一晩寝かす。これだけです。ちょっとセコイ『水出しアイスティー』ですね。一度淹れたリーフを捨ててしまってはもったいない! その思いから生まれたこの方法ですが、紅茶でも中国茶でも日本茶でもできます。この方法ですと、資源とお金の節約にもなりますが、もちろん新しいリーフを使ってもOKです。

紅茶専門店『ルピシア』のホームページにも、『水出しアイスティー』のレシピが掲載されています。こちらのレシピによれば、茶葉約1gにつき水 100mlを容器に注ぎ、ラップや蓋をして、一晩(8~10時間。日本茶の場合は3~5時間)冷蔵庫に置く、となっています。写真は、この方法で作ったベリーとローズヒップの紅茶で作ったアイスティーです。一晩寝かせると、色も鮮やか。

お菓子に合わせるドリンクにも季節感を取り入れて、おうちカフェ時間をより一層素敵なものにしてくださいね。