大手ファーストフード店の『モスバーガー』が、8月24日から全国の店舗で期間限定の『ご当地バーガー』を販売を開始する。それに先立って、東京・大崎カフェ店と京都・四条河原町店で、全6種類のご当地バーガーを先行販売することとなった。

8月19~20日の2日間限定で販売されるのだが、モスバーガーのケータイ会員の場合は17~18日に食べることができる。さっそくご当地バーガーを全部食べてみたぞ!

『マッシュルームバーガー』、『チキン南蛮バーガー』など数々の人気メニューを生み出してきたモスバーガーのご当地メニュー。毎年斬アッと驚くような斬新なメニューが登場するのだが、今年は全国のフランチャイズ店舗からもメニュー作りのアイディアが出されたそうだ。各店舗からは素晴らしいアイディアがたくさん飛び出し、絞り込むのに苦労をしたそうだ。

今回登場したご当地バーガーは全6種類。日本全国5つの地域でそれぞれのメニューが限定販売される。8月24日の全国発売に先駆けて、17日から東京と京都の店舗で全6種類の先行販売開始。今を逃すとご当地バーガーを求めて全国を旅することになる。取材班は大急ぎで東京大崎店に足を運んだ。6種類のご当地バーガーの感想ををお伝えしよう。

■ザンギバーガー 340円 (北海道・東北・新潟エリアで販売)
から揚げ好きは必ず食べるべき! 北海道名物のザンギ(しょうゆ、にんにく、しょうがで下味をつけた鶏のから揚げ)のハンバーガー。米粉でカラッと揚がった鶏肉は、歯ざわりサクサク、中はしっとり。マヨネーズには仙台味噌が隠し味として使われていて、味噌の匂いが食欲をそそる。

■ポークソテーバーガー生姜風味 360円 (関東・甲信・静岡エリアで販売)
夏バテ気味の人に絶対オススメ! 豚ロースの一枚肉がドン! と乗っかり、パンからはみ出ている。「ボリュームたっぷり」という印象を受けるが、食べるとさっぱりしていて、まったく脂っこさを感じない。生姜風味というよりもレモンのようなさわやかな味わい。

■イベリコ豚メンチカツバーガー 350円 (中京・北陸・関西エリアで販売)
このカツでご飯3杯はいける! スペイン産のイベリコ豚をミンチカツにして、たっぷりのキャベツとオリジナルのウスターソースで味付けされたハンバーガー。これがめちゃめちゃうまい!カツから出る肉汁とウスターソースの酸味がベストマッチ。ハンバーガーとしての完成度は非常に高いのだが、ご飯との相性も良さそう。

■明太(めんたい)とり天バーガー 340円 (中国・四国・九州エリアで販売)
なぜか昔懐かしい味がする! 鶏むね肉を天ぷら風の衣でサックリ揚げ、明太風味のソースとシャキシャキのキャベツで挟んだ創作料理風ハンバーガー。食べるまでどんな味なのかまったく想像がつかなかったのだが、一口食べてびっくり。大分の名物の『とり天』がみごとにハンバーガーで再現されている。隠し味として鶏肉を1度天つゆにくぐらせているそうだ。そのためかハンバーガーなのに、そばの味がする(気がする)。昔のスーパーに売られていたさつま揚げを思い出す。

■島野菜のピザドッグゴーヤー 320円 (沖縄エリアで販売)
エネルギーを充填したい人は食べよう! 島らっきょやパイナップルなど沖縄野菜をふんだんに使ったホットドッグ。苦味のきいたゴーヤーとジューシーなソーセージの組み合わせが意外にも良く合う。暑い日に野外でビール片手にかぶりつきたい逸品。タバスコを少量かけるとさらに美味。

■島野菜のピザドッグトマトコーン 320円 (沖縄エリアで販売)
ゴーヤーが苦手なら甘~いコッチでどうだ! ゴーヤードッグと同じく沖縄のトマトとコーンを使ったホットドッグ。苦いのがダメという方には、こちらがオススメ。トマトの赤とコーンの黄色が目にも楽しい。ほんのりとした甘さが口いっぱいにひろがる。

特に明太とり天バーガーを強くオススメする。この明太とり天バーガーは非常に繊細な味がして、開発者の方の創意工夫を感じとることができる。そしておいしいだけじゃなく、懐かしい気持ちを味わうことができるのだ。なお、ご当地バーガーは8月24日から10月中旬まで、全国の各エリアで販売予定である。

Photo by Rocket News24 Staff / 本誌記者撮影


▲ザンギバーガー 340円 (北海道・東北・新潟エリアで販売)
 


▲ポークソテーバーガー生姜風味 360円 (関東・甲信・静岡エリアで販売)
 


▲イベリコ豚メンチカツバーガー 350円 (中京・北陸・関西エリアで販売)
 


▲明太(めんたい)とり天バーガー 340円 (中国・四国・九州エリアで販売)
 


▲島野菜のピザドッグゴーヤー 320円 (沖縄エリアで販売)
 


▲島野菜のピザドッグトマトコーン 320円 (沖縄エリアで販売)