zhuzhupets

今年のクリスマスに両親たちが必ず買わなければならない(Must-buy)おもちゃ第1位にロボットハムスター(Zhu Zhu Pets)がランクインされたと英国メディア「テレグラフ」など複数のメディアが9日、伝えた。
このロボットハムスターは軽く触れるとチュウチュウ泣き、その愛くるしい姿に西洋の子供たちは熱狂しているようだ。5個の乾電池で動き、Explorモードに設定すればあちこちに動く。従来のモーターが装着されたこのロボットハムスターの価格は10ポンド(約1,500円)程度。

(動画でロボットハムスターを見る)

すでに有名おもちゃ店ではハムスターが陳列されるやいなや両親たちが買ってしまうほどだという。トイザラスのJerry Storch氏は「ハムスターを買おうとする人らがとても多い」として「実は、カタログを見てお店に来たお客さんらが失望するかと思い、クリスマスおもちゃリストに載せなかったんです」と話した。 また、米国最大小売り業者、ウォルマートはクリスマス期間前に完売することを心配し、今週末まで販売を中止した。現在、倉庫にこのハムスターロボットは保管されているという。

ロボットハムスターはミズーリ州セントルイスにあるセピアという小さな会社が、今年の夏発売したもの。2004年セピアを設立した企業家Russell Hornsby氏は「すでに600万個を出荷した。クリスマスシーズンが終る時までさらに600万個を出荷する計画です。また、生産ラインを拡張し、今後12ヶ月の間、3億~4億ドルを売り上げるだろう」と話している。また、リス、ウサギ、ハリネズミなどのロボットも今後リリースする予定とのことだ。

2009年11月27日付:ニュースサイト「South Florida」によれば、商品品切れで、10ドル程度ハムスターロボットが5倍の50ドル程度に跳ね上がっているとのこと。Amazon.comでも5倍近くの金額で売られている。一体いつまで、このブームは続くのだろうか。