スターバックスでアルバイトをすると相当コーヒーの知識が付くという。一体どんな方法で知識が付くのだろうか?タレコミをして頂いたKさんにお話を聞いた。このKさんは数年前に都内のスターバックスで2年ほどアルバイトをしており、かなりの知識がついたようだ。
スターバックスには、そもそも数十種類のコーヒー豆が売られており、ほとんどの場合レジの横に袋詰めで販売されている。この数十種類のコーヒーの味をアルバイトスタッフ含め社員も舌で覚え、お客様に説明できるようにならなければならない。ちなみにこの数十種類のコーヒー豆は『本日のコーヒー』で楽しむことができる。つまりブレンドコーヒーである『本日のコーヒー』は毎回コーヒー豆が違うのだ。店内で「本日のコーヒーはハウスブレンドですよ!」と書かれた黒板やボードを見かけたことはあるだろう。
では一体どうやって、この数十種類のコーヒー豆の味を覚えていくのだろうか? その答えがこの1冊の本にある。 この本に飲んだコーヒーのシールを貼り、「香り」「舌のどの部分に刺激を感じたか」「自分自身の表現」「どんな食べ物にあうのか?」の4つのカテゴリーごとに自分の思ったことを書いていくのだ。その後、感想を書いた本を上司に渡し、チェックしてもらう。この作業を繰り返していくことで、自然とコーヒーの味に詳しくなっていくというのだ。また、少量のコーヒー豆をもらい、自宅でゆっくりコーヒー豆の勉強もすることができるという。
また、Kさんはまたこう話す。
「この本でコーヒーの知識はついていきますが、さらにこの本によって上司とコミュニケーションが取れるのも大きなメリットだったと思います」
スターバックスはやはりコーヒーに関して情熱を注ぐ企業であった。コーヒーの勉強をしたい、コーヒーに詳しくなりたい! 将来カフェをやりたい!そんな人はスターバックスでアルバイトをすれば大きな知識や力を手にすること間違いないだろう。
これがその本!「Partner Coffee Passport」の表紙
1枚ページをめくると「スターバックスコーヒー ミッション宣言」が。
このように左側にコーヒーの豆シールをはって、4つのカテゴリーごとにコーヒー豆の感想を埋めていく。どんな食事にあうかまでも記録しているなんて!
何も書いていな状態がこちら。