
2026年10月20日にスタートした「teppay(テッペイ)」。JR東日本の新たなコード決済サービスだ。「モバイルSuica」のアプリから切り替えるだけで、店舗でコード決済ができるという。
11月4日から始まる上限5000ポイントの「20%還元キャンペーン」は気になるが、今やコード決済は珍しくない。あえて「teppay」を使うメリットはあるのだろうか?
実際に店舗で利用し、その実力と気になる点をお伝えしたい。
・「モバイルSuica」アプリ内で起動
「teppay」を利用するのに、わざわざ専用アプリを新しくダウンロードする必要はない。
普段使っている「モバイルSuica」アプリを起動すると、画面下に「teppay」と表示されているはず。そこをタップするだけで自動で立ち上がるのだ。
表示されない人はアプリをアップデートしてみるといいだろう。
サービス開始直後、SNSでは「デフォルトで自分の本名が表示される」「電話番号検索がオンになっている」などのポストが散見されたが、私(あひるねこ)が初めて利用した10月23日時点では、表示名はランダムなアルファベットに。
また、「自分を電話番号で検索可能にする」機能はオフになっていた。気になる人は念のため、アカウント設定から確認した方がいいかもしれない。
・チャージ方法と使える店舗
「teppay」の残高は「交通系IC」の残高とは別になっており、利用するにはまず銀行・ATM・クレジットカードから入金する必要がある。
しかし、クレジットカードは現時点でJR東日本の「ビューカード」しか利用できないため、所有していない人は銀行口座と連携させてチャージするか、ATMから現金でチャージするかのどちらかになる。
今回は「楽天銀行」と連携させ、試しに1000円チャージしてみた。
なお、「teppay」の残高から「交通系IC」の残高へのチャージは可能なようだ。
・コンビニで使ってみた
それでは実際に店舗で使ってみようと思う。「teppay」か「Smart Code(スマートコード)」のマークがある店舗で利用できるとのこと。
「Smart Code」はこれまで使ったことがなかったのだが、調べてみると大手コンビニやドラッグストア、スーパー、飲食店など幅広い店舗で対応しているもよう。
というわけで、さっそく最寄りの「セブンイレブン」に行ってみた。
「teppay」のマークはなかったが、「Smart Code」のマークを発見。
レジでバーコード決済のボタンを押した後、画面のコードを読み取ってもらうと、スマホから「テッペイ~」という決済音が鳴った。そこまでクセはないが、慣れるまでは少し恥ずかしいかもしれない。
・起動のタイムラグがネック
「teppay」の還元率は、基本的に「残高払い0.5%」「ビューカード連携払い1%」となっている。今回は税込754円の支払いで、獲得予定ポイントは3ポイントだった。
「teppayポイント」は1ポイント=1円相当として「teppay」残高での支払い時に利用できるほか、JR東日本の「JRE POINT」とも交換できるという。
JR東日本の駅ビル・エキナカで「ビューカード連携払い」をすると最大3.5%付与されるらしいが、私のようなただの「残高払い」の場合、還元率の面ではそこまでメリットを感じないというのが正直なところだ。
あと個人的に気になったのが、会計時にスマホでコードを表示するまでの時間である。
先述したように「teppay」は専用アプリではなく、「モバイルSuica」アプリ内に搭載されている。
まず「モバイルSuica」アプリを起動して、「teppay」のボタンをタップすると画面が切り替わるのだが、この時わずかにロード時間が発生するのだ。
「PayPay」や「楽天ペイ」など、アプリの起動後すぐにコードが表示される他の決済サービスに慣れ切った後だと、たった1~2秒とはいえ、かなり煩わしく感じてしまった。
これなら普通に「Suica」でタッチ決済した方が早いではないか。
・11月4日から20%還元
しかしだ。それでもやはり「20%還元キャンペーン」は見逃せない。
事前にエントリーしたうえで、対象店舗で税込500円以上の「teppay」コード決済をすると、利用金額の20%分が期間限定「teppay」ポイントとして還元される。
ただし、期間限定ポイントは「JRE POINT」に交換できないので注意してほしい。
上限は1人5000ポイント。つまり、還元対象となる利用額の上限は2万5000円である。しかもポイントは、決済完了から7営業日後に付与されるという。かなり早い。
実施期間は2026年11月4日から12月25日までだが、予算上限に達した場合は期間中でも早期終了することがあるそうだ。
この恩恵にあずかりたい人は、キャンペーンが始まる前に「teppay」が利用できるよう準備を整えておくといいだろう。
参考リンク:teppay、Smart Code
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:モバイルSuica(iOS)
▼レシートには「スマートコード支払い」と記載されている。