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念願叶った!「縦開脚」でついに前脚が床にべったりついたぞ!! ただ伸ばすのではなく、「腰」の力を抜くことが大事

25分前

ついに来た! ずっと待ってた、その瞬間が来たぞ。本当はずっと前に諦めていたはずなのに、それは突然閃きのように、まさしく「降りてきた」のだ。とうとう、縦開脚で私(佐藤)の前脚が全面べったりと床を捉えた! いままで、夜空の星をつかもうとするほど、はるか彼方にあった床に、私の腿裏もふくらはぎも接している。

10年、足掛け10年の歳月を経て、私は床に到達しました!

ある身体の使い方を理解したことがきっかけで、長らくまったく変化のなかった縦開脚は一気に深まった。同じように、床までのあと数センチが届かないという人は、ぜひこのポイントをたしかめて欲しい。そのポイントとは「腰」だ

・ついに床に到達

2016年にポールダンスを習い始めてから、10年もの間、ストレッチをやり続けているわけだが、今以上の柔軟性の向上は望めないと思っていた。縦開脚も横開脚もずっと変わらない。柔らかくなるわけでも硬くなるわけでもなく、手ごたえも実感もないままに、ただただ淡々と日々のルーティンをこなす。

ストレッチは準備運動の役割も果たしているので、「これのおかげでケガがないだけでもいいか」とさえ思っていたくらいだ。


そうしたところ、先日横開脚の閃(ひらめ)きを得た。もしかして「横開脚の前屈は、前に行くのではなく、後ろに行くのでは!?」。その閃きによって上半身の脱力の感覚がわかって、以前よりも深く前に倒れられるようになったのである。


横開脚は深まった。でも、縦は変わらない。この辺がもう限界なのかもな。横と同じように、何かの気づきを得ない限り、劇的に変化はないだろうな……。

とはいえ、少しずつではあるが伸びて来ているのはわかっていた。フォームが改善されているものの、床との間の空白、あと数センチが埋まらない。膝が浮いた状態だ。


数年かけてここまで来れたんだから、また数年かけて先に進めばいい。そう考えて自分を慰めていたところ、……来た! 閃きってヤツが。あるポイントの力を抜いたところ、グッと下がって膝裏と腿(もも)の一部が床に到達。


そのわずか2日後! たった2日しか経ってないのに、さらに開脚が深まって、なんとなんと! 床に前脚がべったりと着いてしまいました~~!! マジかよッ!


あまりにも急激な変化だったために、最初は私自身、床にべったり着いたことに気づかなかった。というのは、がんばって到達したわけじゃなく、ふと気づいたら、腿裏が床に密着していたからだ。

あれ? って感じで床に届いていた。以前、体が柔らかい練習仲間に「開脚で脚が床に着くのってどんな感じ?」と尋ねたら、「楽だよ。だって床に着いてるもん」という。つまり脱力して普通に座ってる感覚と変わらないと聞いたことがあった。

まさしく今ソレ! 全然がんばってない。伸ばそうともしていない。



ただ、まだ課題がある。後ろ脚だ。前腿の硬さが、後ろ脚が伸びる妨げになっている。おかげで真っすぐ伸びず、少し背中の方に逃げてしまっている。今後は前腿をほぐして脱力する術を見出さねば。どこか身体の他の部位が作用しているはずなので、そいつも見つけ出してやるぞ。

ひとまず、どうやって前脚が床にべったり着く感覚を得たのか、以下で解説しよう。


・腰の脱力

先ほどからポイントと言っているのは、「腰」のことである。縦でも横でも開脚というと、とかく「脚」に気持ちが行きがちだけど、実は上手く伸ばせない場合、他の身体の部位が作用していることがある。どこかの部位に力が入り過ぎていて、脚が伸びるのを阻害している可能性があるのだ。

その部位が腰だった場合(ほかの場所に力が入り過ぎていることもある)、次の方法で脱力してみて欲しい。まず開脚のフォームに入ったら、一旦前脚と逆方向に上体を逃がす。右脚が前なら左、左脚が前なら右だ。

それで前脚側(右脚なら右)の腰を触ってみて頂きたい。そこに力が入っていると、お尻と脚も連動して力が入るので、それ以上伸ばすことができなくなる。要するに力んで腰~脚が硬直しているのだ。これで伸ばそうと思っても、力が入っているので伸びようがない。


そこの力を抜くと、自然とお尻と脚裏の力も抜けて、グッとストレッチが深まる

力を抜いた状態で縦開脚のポジションに戻ると、普段よりも深い縦開脚になるはずだ。



・身体と対話

縦でも横でも開脚をしっかりできる人は、みんな楽にポジションに入っている。がんばって脚を開こうとしたり、伸ばそうとしたりしていないのだ。ということは、ちゃんとしたポジションに入れると、力を入れずにその姿勢を維持できるはず。「いかに力を抜くか?」も開脚のためのひとつの要素と言っていいだろう。

だから開脚がなかなか深まらないという人は、どこかに力みやムダな力が入っていないか? とたしかめるだけでも、開脚を深めるヒントになるように思う。今一度、自分の姿勢を見直して、抜くべきポイントを探って欲しい。


YouTubeやInstagramの開脚解説動画を見ると、多くの人がいろいろな言葉で説明しているけど、結局、自分が理解しなければ、それらをいくら見ても参考にならない。そもそも言われてできたらもうできてる。なので、それらを参考にしつつも、自分の身体と対話することも忘れないで頂きたい

何事においても、人の言葉は割とあてにならない。たとえ人とは違ったとしても、自分なりに答えを得ることが大事なのではないだろうか。


執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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