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これが3300円の冷やし中華か…! 銀座アスターの「海の幸の翡翠冷麺」を食べたら違う景色が見えた

21分前

ここ数年とにかく暑かったこともあって、2026年は春くらいから「冷やし中華」が始まっている。実をいうと、冷やし中華はそれぞれ特徴があって一緒じゃないから興味深い。

中にはガッツリ系の冷やし中華なんてジャンルもあるのだが、食べ続けているうちにふと思った。手を出すのをためらうほど高額な冷やし中華ってどんな味だろう──と。

てなワケでやってきたのが「銀座アスター」である。


その名にあるように、銀座に本店を構える中国料理専門店。長い歴史を持つ老舗というのは、今さら説明するまでもないだろう。

コスパ志向の私にとっては高嶺の花。いざお店に入ってみると、内装はもちろん店員さん、それからお客さん1人1人にも品の良さを感じてなんだか緊張する。


メニュー1つとっても品があるなぁ……っていうか、ランチのコースの値段ヤバいな。そう1人で勝手に失神しそうになりながら冷やし中華を探していると……あった、あった!


これが銀座アスターの冷やし中華こと「海の幸の翡翠冷麺」だ。お値段はなんと……


3300円……!!!!


食べ飲み放題の方が安いところもあるよなぁ……なんてつい思ってしまったが、その価値がある一品が出てくるのだからこの値段なのである。


ちなみにこれまで自分が食べた中でもっとも高額だったのが「ココスの1419円」。その倍以上だから「さすがアスター」としか言いようがない。

なお、「海の幸の翡翠冷麺」は甘酢、胡麻ダレから選ぶ。店員さんに聞いたところどちらもオススメとのことだが、サッパリした甘酢の方がわずかに人気とのことで甘酢の方でお願いした。

さて、注文から待つことしばし。お茶を優雅に飲んでいると……ついにキタ!

こちらが「海の幸の翡翠冷麺」。ココスもそうだったが、皿が大きいと視覚的にも豪華に見えるのだろうか。って、紛れもなく豪華なのだが。


具材はカニ、イカ、ホタテ、クラゲ、エビなど海の幸が中心……ちょっと前にスーパーの具材で作った冷やし中華を食べたというのもあるが、一瞬でもカニカマを連想した自分が恥ずかしい。


それにしても、どの角度から見ても美しい。手をつけるのがもったいないと思いつつ、まずは一口食べてみると……うっはぁ!


これは参った……。当たり前だけどウマい。いや、当たり前以上にウマい。「3300円だからウマくて当然」なんて思っていた自分が浅かった。

キリッと冷えた麺に、甘酢ダレがスッと絡む。そして噛むたびに、ホタテやエビ、イカといった海の幸が順番に存在感を放ってくる……!


素材がいいのは当然として、ひとつひとつがしっかり個を持ってるというか。それが集合体として輝いているから、先日サッカーW杯で優勝したスペイン代表を思い出してしまった。美しい。

舌触り、歯応え、具材それぞれの食感まで細かいところまで繊細で抜かりがない。正直、「冷やし中華」という身近な料理がこうなるとは思わなかった。


また、当然ながら辛子もそんじょそこらのものじゃないからビビる。せっかくなので(?)そのまま辛子だけペロリと舐めてみたが、甘さが来てそこから後追いで辛さがくるのだ。

それでいて、決して辛子辛子してないというか。どこか上品さを残す味で、正直こんな辛子は初めてだった。

そして甘酢の染みた麺と組み合わせると、もはや脳から汁。このクオリティだから全体の量がモリモリなんてことはなかったが、終始満たされてお店を出た。

現実に戻ると「3300円かぁ」と冷静になる自分もいたものの、「高い冷やし中華ってどんな味なんだろう」という疑問にはしっかり答えをもらえた気がする。

3300円の冷やし中華なんてそうそう食べられない。でも、一度くらいなら払う価値は十分あった。

日常生活ではないような刺激で見えた別の景色。たまにはこういう経験をしないといけないなとも思わされた1食だった。


あぁ、サマージャンボ当たらないかなぁ。


参考リンク:銀座アスター
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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