
国内のビジネスホテルといえば、東横イン、アパホテル、ドーミーインあたりが有名だろう。
実際、これらの大手チェーンは当サイトにもよく登場するが、実は私(あひるねこ)はどのホテルにも一度も泊まったことがない。
そこで今回は、生まれて初めてアパホテルに泊まってみることにした。ビジホ自体が久しぶりなので、すでにワクワクが止まらない状態だ。それでは出発!
・人生初アパ
先日、朝から横浜で仕事があったため、前日に現地入りすることに。
場所は「アパホテル横浜関内」。料金は1泊朝食付きプランで税込8600円だった。
関内駅に着いたのは21時半ごろだ。念のため予約情報を確認したところ、なんと「自動アップグレードされたお部屋となります」という一文が。
もしかして、少し広めの部屋になっていたりするんだろうか? ちょっと浮かれつつ、駅から歩いて約3分。ついに人生初のアパホテルである。
中に入ってまず驚いたのが、フロントに行く必要がないという点だ。
予約完了メールに記載のQRコードをかざすだけで、サクッと自動チェックインできてしまった。快活CLUBよりも簡単である。
・予想以上にコンパクト
私の部屋は6階のシングル禁煙ルーム。カードキーをかざしてドアを開けると……。
いや、ほっそ!
入るとすぐにデスクと壁掛けテレビ。その奥のスペースはシングルベッドでほぼ埋まっている。
自由に移動できるのは、せいぜい入口からデスクまでのスペースか。ラジオ体操くらいならギリギリできそうだ。
お世辞にも広いとは言えないが……いや、ちょっと待て。その時、私は予約情報の画面に書かれていた、あの一文を思い出していた。
「自動アップグレードされたお部屋となります」
ここがアップグレードされた部屋ということは、本来はさらに狭い部屋だったのだろうか? もしそうなら、逆に見てみたかった気もする。
・無駄がない、全てがある
ただ、改めて見回してみると部屋は狭いがデスクは広めで、パソコンでの作業もまったく問題なさそうだ。
また、その真上に設置してあるテレビのインフォメーションがなかなか有能だった。
最初は画面が騒々しいなと思ったが、よく見るとWi-Fiのパスワードから大浴場の混雑状況、冷蔵庫のスイッチの場所まで、この部屋の知りたい情報が網羅されている。
ベッド周辺には手が届く距離にティッシュ、照明やアラームのスイッチ、コンセントが配置されており、本当に必要なものだけが過不足なくある印象だ。
まさにカードキーに書かれている「無駄がない、全てがある」を体現したような状態。
なるほど、これがアパホテルなのか。
・レアなサウナ付き
ちなみに「アパホテル横浜関内」の大浴場には、露天風呂とサウナがある。公式サイトによると、東京・神奈川のアパホテルでサウナがあるのは横浜関内だけだそうだ。
サウナはキャパ6名ほどのサイズだが、屋内外に「ととのいイス」が1脚ずつ置いてあり、思った以上に満喫できた。
部屋に戻ってベッドに寝転ぶ。最初は狭いと思ったし、ぶっちゃけ今も狭いのだが、機能性に全振りしたこの狭さが、次第になぜか落ち着くようになってきた。
知らず知らずのうちに、私もアパホテルの魔法にかかっていたのかもしれない。
・最後に痛恨のミス
朝食は1階のイタリアンレストラン「ピッツェリア リアナ」で和洋日替わりビュッフェ。
至ってスタンダードな品揃えだが、さすが夜はイタリアンレストランだけあって、里芋の煮物や焼き魚の隣にナポリタンやピザが並んでいてちょっと面白かった。
チェックアウトはカードキーをポストに入れるだけで完了。無駄を極限まで削って、ひたすら効率化を目指した結果のようなホテルだった。しかし、その弊害もある。
帰宅後、妻に言われて気づいたのだが、せっかく初めてアパホテルに行ったのに『アパ社長カレー』を完全スルーしてしまったのだ。
どうやらフロントで販売していたようだが、すべての手続きがスムーズすぎて、フロントなんてほとんど見なかったよ。効率的すぎるのも考え物である。
参考リンク:アパホテル
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼アメニティは1階ロビーにある。
▼24時間営業のミニコンビニ。
▼その他の部屋&朝食の画像。