
業務スーパー節約マニアです。
でも、業務スーパーへ行っても、人気商品をほとんど買いません。私が見ているのは、値札です。
「本当に安いのか」
「ちゃんと使い切れるのか」
そんなことばかり考えています。そのせいか、
「ケチすぎる」
「普通じゃない」
と言われることがあります。でも、自分では普通に買い物をしているだけです。
・しんどくない節約研究家
改めまして、はじめまして。業務スーパー節約マニアの「みさむー」です。InstagramやWebを中心に、節約や業務スーパーについて発信しています。
たまにテレビや雑誌に出たり、Webライターとして記事を書いたりもしていますが、毎日やっていることは、買い物と節約の試行錯誤。
ただ、周りからはあまりそう思われていないようです。SNSのコメント欄では、
「ケチすぎる」
「普通じゃない」
「食べ物くらい好きなものを買ってあげないと子どもがかわいそう」
と言われることもあります。
でも、私にとって「ケチ」はあまり悪い言葉ではありません。むしろ、ありがとうございます、くらいの気持ちです。
そんな私が目指しているのは、「しんどくない節約研究家」。
節約というと、我慢とか、苦しいとか、しんどいとか、そういうイメージがあるかもしれません。でも私は、そういう節約は続かないと思っています。
無理をしないこと。
続けられること。
それが一番大事です。
・みさむーの、とある日の買い物
ある日の業務スーパーでの買い物です。
カゴに入っていたのは……
・鶏もも肉(ブラジル産)2kg
・アスパラ
・オクラ
・小松菜
・カイワレ
・冷凍カーネルコーン
・冷凍餃子
・牛乳
・バター
・ヨーグルト
・マヨネーズ
・ケチャップ
・みりん
・白ごま
・塩昆布
・コーヒー豆
・天然酵母食パン
・冷凍タピオカドリンク
・こんにゃくゼリー
・クロワッサン
・ドーナツ
正直、映えないラインナップ。
業スーインフルエンサーがこぞって紹介するような、いわゆる「映え商品」は、あまり入っていません。
電子レンジで温めるだけの商品。
海外の珍しい食材。
SNSで見かけるような話題の商品。
そういうものは、基本的にほとんど買いません。私は味付けを自分でやりたいタイプです。
素材を買って、自分で作った方が、同じお金でずっとたくさん食べられると思っているからです。
・節約は未来の自分を助ける準備
まず見るのは野菜です。
この日はアスパラが138円、オクラが98円、カイワレは29円でした。
旬で安い新鮮な野菜に、これ以上のコスパはないと思っています。
安くておいしい。迷わず買います。
ただし、いつも都合よく安い野菜があるわけではありません。
旬ではない野菜が必要な日もあります。料理したくない夜もあります。
そういう時のために、冷凍野菜をストックしています。
冷凍カーネルコーンのような定番メンバーをローテーションしておけば、スープに投げ込むだけで一品になります。
これがあると、「今日は外食でいいか」が減ります。
追加でスーパーに走るのは、私にとって一番嫌な行為です。めんどくさい。なんとなく損した気分にもなります。
だから冷蔵庫と冷凍庫の中だけで一週間を乗り切れる状態にしておくことが、節約と同じくらい重要です。
節約というより、未来の自分を助ける準備に近いのかもしれません。
・私には「10%ルール」があります
業務スーパーだから、何でも買うわけではありません。私には一つの基準があります。
大容量の商品を買う時は、
「一般的なサイズより10%以上安くて、ちゃんと使い切れるか」
を考えます。これが私の10%ルールです。
大容量の商品は、安く見えます。
でも、使い切れなければ意味がありません。
冷凍庫や収納スペースも取ります。
保存管理の手間もあります。
だから私は売り場で値札を見ながら、頭の中で計算しています。
本当に得なのか。
最後まで使い切れるのか。
近所のスーパーで買った方がよくないか。
ずっとそんなことを考えています。
はたから見れば、完全に不審者かもしれません。自分でもそう思います。
でも、やめられません。
・10%ルールにも例外があります
もちろん、10%ルールがすべてではありません。
値段が近所とそこまで変わらなくても、
圧倒的においしいもの。
味がいいもの。
品質が高いもの。
生活が豊かになるもの。
そういうものは買います。
10%以上安いわけではなくても、自分の生活にとって10%以上の価値があると思えるからです。
・たとえばコーヒー
私はコーヒーが好きです。
業務スーパーの自社工場焙煎の豆と、もう少しいい豆を常備して、気分で飲み分けています。
香りをちゃんと楽しみたい朝の一杯は、少しいい豆。
アイスコーヒーや量が優先の日は、業務スーパーの豆。
家のコーヒーの満足度が高ければ、わざわざ外で買おうとは思わなくなります。
家においしいコーヒーがある。それだけで、コンビニやカフェに行く理由が一つ減ります。
節約とは、ただお金を使わないことではありません。
使わなくても満足できる環境を作ることでもあると思っています。
・鶏肉にも理由があります
この日の鶏もも肉は、ブラジル産でした。
本当は、基本的には国産を選びます。ただ、この日は国産が品切れでした。
ブラジル産は2kgで1598円。グラム約79円。
この価格は、他店ではなかなか出ません。だから渋々カゴに入れました。
「絶対にこれしか買わない」と決めているわけではありません。
普段は国産を選ぶ。
でも、買えない時は試してみる。
もしダメだったら、次は買わない。
そういう感覚です。
何事も、やってみないとわかりません。
最初から「きっとダメだろう」と避けていたものでも、試してみたら意外と大丈夫なこともあります。
業務スーパー自体、最初はそこまで良いイメージを持っていたわけではありませんでした。
でも使ってみたら、食費が下がった。
だから、まず試してみます。
・食パンとタピオカにも理由があります
最近は普通の食パンでも、5枚切りが200円前後する時代です。昔は100円ちょっとで買えたのに。
業務スーパーの天然酵母食パンは265円。クオリティは値段を裏切らないと思っています。
それから冷凍タピオカドリンク。318円で4杯分作れます。
外のお店で飲めば、1杯500円前後することもあります。
自分のご機嫌は、自分で、安く取る。
これも私にとっては大事なことです。
節約は、我慢大会ではありません。
満足度を下げずに、出ていくお金を減らす。
そのために何を家に置いておくかを考えています。
・料理をしんどくしない
私は、しんどい節約が苦手です。
コンロの前に立って、フライパンで炒める作業も好きではありません。
だから、できるだけ料理がしんどくならない環境を作っています。
自動調理家電を使ったり、ノンフライヤーを使ったり、冷凍野菜をストックしたり。
材料を入れてボタンを押せば料理ができる状態にしておく。
そうすれば、
「疲れたから惣菜でいいや」
「しんどいから外食でいいや」
となる回数を減らせます。
もちろん、レトルトや惣菜もストックしています。
でも、それはあくまでお守りです。
基本は家で料理できる状態にしておく。
その方が、結果的にコスパがいいと思っています。
節約とは、根性で頑張ることではありません。
頑張らなくても続く仕組みを作ることです。
・それでも、子どもには弱い
ここまで読むと、
「この人、何でも計算しているんだな」
と思われるかもしれません。
だいたい、その通りです。
でも、勝てない相手がいます。
子どもです。
この日のカゴには、こんにゃくゼリー、クロワッサン、ドーナツも入っていました。
これらは大容量品ではありません。
10%ルールの土俵にも乗りません。
他店と値段もほぼ変わりません。
でも手が動きました。
子どもが食べるものだからです。
追加でスーパーに走る手間を考えれば、一緒に買っておいた方がいい。
そう自分に言い聞かせています。
でも、正直それだけでもありません。
あれだけ売り場で電卓を叩いておきながら、子どもの顔が浮かんだ瞬間に終わります。
我ながら笑えます。
「子どもの今この瞬間は今だけ」
そう思ってしまうからです。
もう少し大きくなれば、親と一緒に過ごしてくれる時間なんて勝手に少なくなっていくはずです。
そう考えると、子どものためなら、まあいいかと思えてしまいます。
だから私は、食べきれる量かどうか、体に悪すぎないかだけは考えつつ、子どもが本当に喜ぶなら買ってしまうことがあります。
・私は、我慢しているつもりはありません
今日もカゴの中身は地味でした。でも、それでいいと思っています。
派手な商品を買わなくても、ちゃんと理由があればいい。
安くても、使い切れなければ買わない。
高くなくても、生活が楽になるなら買う。
子どもが喜ぶなら、たまには負ける。
それが私の買い物です。
「ケチすぎる」
そう言われることもあります。
でも私は、我慢しているつもりはありません。
これが、私にとっての「しんどくない節約」です。
この連載では、業務スーパーの商品だけではなく、買い物の考え方や、節約の工夫、そして私の頭の中で起きていることを書いていけたらと思っています。
「こんな人もいるんだな」くらいの気持ちで、気軽に読んでいただけたらうれしいです。
執筆:業務スーパー節約マニア・みさむー
Photo:RocketNews24
▼こんな感じで買い物してるよ
▼たまにテレビに出てたりも