
現在開催中のFIFAワールドカップ2026をきっかけに『カーボベルデ』の名が一気に広まった。おそらくカーボベルデのことを今回初めて知ったという方も多いのではないだろうか?
カーボベルデはアフリカの北西沖に浮かぶ島国らしいが、どんな文化を持つ国なのだろうか? 考えてもよくわからなかったので、ひとまず「カーボベルデ料理」を食べに行くことにした。
・一躍有名に
人口およそ52万人の小国・カーボベルデがW杯に出場したのは今回が初。初戦で優勝候補のスペインと対戦したカーボベルデは、勝ち星に等しい引き分けで世界をあっと驚かせた。
特にスーパーセーブを連発したゴールキーパーのヴォジーニャ選手には注目が集まり、インスタのフォロワー数が爆増してるんだとか。カーボベルデがここ数週間で、最も有名な国になったことは間違いない。
・アフリカの島国
さて、そのカーボベルデについて「めっちゃ詳しい」という方は、あまりいらっしゃらないハズ。アフリカ諸国の1つでありながら、島国というのも実に興味深いところだ。
その国の文化を知りたいならば、ひとまずその国の料理を食べてみるのが手っ取り早い。というわけで、都内でカーボベルデ料理を検索したところ文京区千駄木の「サクラカフェ&レストラン日暮里」がヒットした。
同店では現在、W杯応援メニューとしてカーボベルデ料理の「マサディガリーニャ」を提供中。マサディガリーニャは「鶏肉・野菜・コーンパスタをトマトでじっくり煮込んだカーボベルデの温かい家庭料理」とのことである。
・マサディガリーニャ
調べた限り、日本でカーボベルデ料理がいただける機会はかなり貴重。もしかしたらこれが最初で最後のカーボベルデ料理になる可能性すらある。これは行くしかないだろう。
で、到着した「サクラカフェ&レストラン日暮里」はホテルに併設されたレストランで、マサディガリーニャも過去に同ホテルに宿泊したカーボベルデ人の旅行者から習ったレシピらしい。価格は1人前1380円だ。
・実食
やってきたマサディガリーニャにはライスも添えられており、パッと見はカレーライス風。さっそく食べてみると……なるほど。良く言えば素朴な味で、悪く言えば味がメッチャ薄い。
とはいえ、具の鶏肉やジャガイモ・ニンジンあたりは馴染みがある食材ばかりで食べやすい料理ではある。むしろこれだけ塩分を控えているということは、現地の味を忠実に再現しているのかもしれない。
またツルッとメークインに似た食材が「コーンパスタ」で、モソモソとした独特の食感。これ自体が美味な食材とは言わないが、主食になり得るシンプルな粉ものではあるのだろう。
全体を通してマサディガリーニャはインパクトに大きく欠けていたため「めちゃめちゃウマいから食ってみろ!」とはオススメしづらい。一方で素材の味わいを重視したとても優しい料理でもあった。
もしかしたらカーボベルデは「マサディガリーニャ」のように、素朴で優しい国なのかもしれない。初めてのマサディガリーニャは、激ウマではないけれど温もりを感じる料理であった。
・今回訪問した店舗の情報
店名 サクラカフェ&レストラン日暮里
住所 東京都文京区千駄木3-43-15 サクラホテル日暮里 1F
時間 24時間営業
定休日 不定休
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.