
「ドミノ・ピザ ブランドリニューアル発表会ご案内」なるやや仰々しいメールが届いたのは先週のこと。新商品でもフェアでもなく、ドミノ・ピザがブランドをリニューアルするらしい。
そうか、ドミノがブランドをリニューアルするのか。それは結構なことで。……と思いつつも冷静に考えてみたところ、ふと疑問がよぎった。そもそも「ブランドリニューアルとはなんぞや?」と。
・およそ14年ぶり
事前に案内されていた内容によると、ドミノ・ピザがブランドをリニューアルするのは約14年ぶりのことだという。むしろ「14年前にブランドをリニューアルしていたのか」と思わなくもないが、とにかくそういうことらしい。
例えばドミノ・ピザなら「ドミノ・デラックスをリニューアル」なら話はわかる。だがしかし、ブランドのリニューアルとは? え、ドミノがドミノではなくなるってこと?
考えてもよくわからなかったので、今回はその「ドミノ・ピザ ブランドリニューアル発表会」に出かけてみることに。発表会に行けばブランドリニューアルの概要が掴めるハズだ。
・だって好きでしょ?
んで、都内某所で開催された発表会では、ブランドリニューアルは1年以上にわたる調査の結果を受けて実施されると明かされた。「だって好きでしょ?」をコンセプトに様々な施策を展開していくらしい。
また、ロゴを変えるだけではなく「お客様の中にあるドミノ・ピザのイメージをゼロから再構築していきたい」とも話していたが、その具体的な内容はざっくり以下の通りのようだ。
・ 価格の改定
・ 価格設定のシンプル化
・ ほぼ全てのピザでチーズを20%増量
・ 一部ピザのトッピングを増量(ドミノ・デラックス、ギガ・ミートなど6種類)
・ 耳をなくし、端までミチミチに具材を詰めていく
基本的に全てのピザの価格は値下げを基本に見直され、全4種類の価格に統合されるという。物価高が叫ばれて久しいこのご時世、かなり思い切った決断ではないだろうか?
・お持ち帰り半額は廃止
一方「お持ち帰り半額」は廃止となり、新たに「お持ち帰り30%オフ」が導入されるとのこと。これには「基本となるデリバリー価格を下げてなお半額はさすがに厳しい」という判断があったらしい。
長らくドミノ・ピザの名物として機能していた「お持ち帰り半額」の廃止は吉と出るのか、凶と出るのか? その判断はいずれ消費者が下すことになるだろう。
・耳なし具材ミチミチ化へ
また、リニューアルしたピザを試食させてもらったところ、まあウマい。確かに端っこまで具が敷き詰められており「こういうことがやりたいんだろうな」という方向性そのものは理解できた。
とはいえ、元々ドミノ・ピザは十分美味しいため「劇的に変わったか?」と言われると答えに窮してしまう。そもそもの評価が低かったら「うなぎ登り!」もあるかもしれないが、そこが高みにいるドミノ・ピザの悩ましさなのかもしれない。
というわけで、ドミノ・ピザのブランドリニューアルをまとめるとこんな感じだろうか?
「チーズや具を増量してピザが美味しくなるよ! 耳をなくしちゃうくらい具がミチミチだよ!! しかもデリバリー価格が全体的に下がっちゃうよ! でも持ち帰り半額は廃止で30%オフになるよ!」
会見では「ピザを食べる時は楽しい時」とも言っていたが、それは確かにそう。約14年ぶりのブランドリニューアルはドミノ・ピザに何をもたらすのか? ゆるやかに見守っていきたい。
参考リンク:ドミノ・ピザ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.