
池袋から東武東上線で3駅。板橋区の大山駅で降りたら、駅前には商店街が広がっていた。どこか庶民的な香りのするその賑わい。大山駅のファーストインプレッションは「好きな街」だった。
そう、私(中澤)は大山駅で降りるのは初めて。では、なぜ初めて来てみたのかと言うと、キッカケは読者からのタレコミである。この大山駅に評判の良い1000円台食べ放題があるらしいのだ。
・タレコミ
「マナカマナ@大山駅
東武東上線大山駅から徒歩1~2分。私が板橋区在住なので、近場でカレーを食べたくなると行くお店です。日替わりメニューはX(@manacurry)で当日お知らせされます。1998年からの老舗で、評判も良し、たぶん15年ぐらい通っているかも」
──最近、板橋区の良さに気づき始めた私。池袋からのアクセスも良いし、物価含め庶民的な雰囲気があるし、とても住みやすそう。なんで20年スルーしてたんだ。目からウロコが落ちたところへの住民からのダイレクトタレコミである。これぞ渡りに船。
・裏路地へ
それにしても大山駅はノーマークだった。こんなところにこんな下町情緒あふれる活気ある街があったとは。そんな駅前通りの端にランチバイキングの看板がコソッと出ているのを発見した。
タレコミの店『マナカマナ』の看板だ。そこで看板の後ろに続く細い道に入ったところ、裏路地のビルの入口にネパール料理屋の看板が。
『マナカマナ』はこの裏路地ビルの2階。なかなかの隠れっぷりだ。少なくとも私は、知ってなきゃ絶対ここにたどり着かなかった自信がある。
・値上げも
入店してみるとランチバイキングの価格は税込1400円。表にも看板が出ていたんだけど、仕入れコスト高騰の影響で2026年6月1日から100円値上げされたらしい。とは言え、ランチバイキングを食べてみると、数日前に値上げされた残念さより応援したくなる気持ちが芽生えた。なぜなら……
1400円でも安いくらいだったからだ。
まず、カレー4種、ナン、ターメリックライスの食べ放題。ここまででも1400円は安い方かと思うんだけど、バイキングコーナーには他にも、アチャールや野菜、パスタ、フライドポテト、唐揚げなどのアラカルトがある。
・独自の味
しかも、この唐揚げ、めっちゃウマイのだ。「マナカマナ風スパイシーからあげ」と書かれているけど、衣が着ている感じじゃなく肉に絡む感じで、その独特なサクサクさとジューシーさのバランスは「マナカマナ風」と名乗るだけある。
また、デザートにはフルーツヨーグルトが用意されており、チャイやコーヒーも飲み放題。いやもう十分っす。値上げ後ですら「1400円で大丈夫なんですか?」と思う。濃厚なカレーが、サクサクとふわふわの食感が同居するナンと奏でるハーモニーが最高すぎて3ターンいってしまった。
前述の通り、大山駅の時点で私にとっては冒険だったんだけど、さらに、裏路地にこんな店があろうとは。返す返すも知らなきゃ訪れなかった店だが、それゆえにお客さんも常連っぽい人ばかりで信頼の積み重ねが感じられたのであった。板橋、侮りがたし。リクエストありがとうございました!
・今回紹介した店舗の情報
店名 マナカマナ
住所 東京都板橋区大山東町59-20 2F
営業時間 11:00~15:00、17:00~22:00
定休日 無休
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼数日前に値上げされたところだったけど……
▼満足度高すぎる
▼デザートで自家製ヨーグルトもある
▼チャイやコーヒーも
▼ネパール料理店で創業28年は長い